社長メッセージ:「経営資源の奪い合い」(2010年6月号)
経営資源の奪い合い 企業が存続を続けるためには、競合企業に対し競争優位となる資源が必要となります。 国と国との間にも、例えば石油の様に資源の奪い合いが過去にも現在にも続いています。 コンタクトレンズの小売企業にあっては、重要な資源と言えるのは顧客です。顧客の創造、維持、育成こそが小売企業には最も重要な資源なのです。それは競合企業に於いても同様なのです。 そこで、隣の顧客を奪うには、どのようにすべきか企業内では討議されることになります。さらに過激な競争の状態になると、直接的行動を取るまでに至ります。ライバル企業の店頭に出向いて、直接眼の前にいるライバル企業の顧客に声をかけ、自社へ来るように誘導するのです。これを放置すると、奪われたお店が馬鹿なのか、奪った相手が悪いのかさえ、分からなくなります。 2010(平成22)年6月25日 |