豊岡市「植村直己冒険館」植村直己さんは、豊岡市の出身です
豊岡市「植村直己冒険館」と「西田屋」の但馬牛 植村直己冒険館では、実物の重さのリュックを背負ってみました。「西田屋」さんのお昼定食は、味噌味の焼肉でした 但馬へ近隣ツアー(8)
この近くには、
冒険家の植村直己さんの冒険館があります。
植村直己さんは、豊岡市の出身で、
その縁が冒険館設立になっています。
入場券を買って、記念館の中に入っていくと、
通路は雪の割れ目をイメージしたコンクリートのクレパスです。
植村直己さんがどんな冒険をしたのか、
記念館をまわってみて分かりました。
冒険家として、エベレスト、モンブラン、
キリマンジャロ、マッキンリー、
アコンカグアの五大陸にある最高峰に登頂したことです。
展示物には、北極でエスキモー犬が引っ張るそりに、
携帯物をたくさん積んで、
食料は現地調達をしながら、
激しい吹雪と寒さに耐えながら、
北極点に着いた記録がありました。
氷が凍結したところに穴を開けて、
オヒョウを釣った事例や、
アザラシを銃で撃って、
食糧にした様子が分かりやすく絵に描かれていました。
アザラシやトナカイ、カリブーを捕らえると、
直ちに解体して、
お腹が空いたワンちゃんにもあげています。
エスキモー犬の実物標本が、
展示されています。
とても大きな体格です。
シロクマの毛皮もありました。
畳一枚より広い大きさです。
植村直己さんが、
背中に背負っていた見本がありました。
試しに背負ってみると、
立てるものではありません。
すごく重いのです。この荷物を背負って、
山に登ったとは、到底信じられない強靱な体力です。
六甲山ぐらいしか、しかも車でしか、
登れない松葉博雄から見れば、
五大陸の最高峰を、肩に荷物を背負って、
登頂したと大変な偉業だなぁと感心しました。
植村直己さんの記念館を出た頃は、
お昼の食事の頃です。豊岡は但馬です。
但馬と言えば、但馬牛です。
ここ豊岡では、但馬牛を食べて帰ります。
訪問したお店は、但馬牛の専門店「西田屋」さんです。
これまで観光バスで来た時には、
案内されたことがないお店でした。
地元の方が知っていても、
ツアー客には知られていないお店かもしれません。
お昼の定食をお願いしました。
かなりたくさんの焼肉が盛りつけられています。
ここでも、残念ながら、
車の運転のため、ビールは飲めません。
但馬牛の味付けは、味噌味で頂きました。
「西田屋」さんの伝統の味なので、
その辺の味噌味とは違います。
秋の夕暮れは、つるべ落としと言われるように、
すぐに暮れていきます。帰りを急ぎます。
途中、パオパオで土産物を買うことにします。
買ったのは、たこの塩辛、カレイの一夜干し、
漁師の作ったふりかけ、
なぜか北海道の削り昆布などです。
どれも、ご飯のお供になるものばかりです。
2009年10月21日(水)