法事:西方浄土に向かって、旅立つ故人を大きな鐘の音でお送りしたかったです
2007年10月下旬のことです。
仏式の法事がありました。一般的な仏式の法要では、7日毎に法事があります。
亡くなって初めての1週目が、初七日で、四十九日の間には、7日毎に親族が集まり、亡くなった方の冥福を祈っていました。
時代と共に法要は変わり、毎週7日毎に親族が集まるのは難しくなってきました。
次に大事な法要は、四十九日の法事です。
今日は、遺族と親族が集まり、改めて故人の冥福をお祈りしました。
秋晴れのお天気に恵まれ、清々しい一日でした。お寺には、鐘楼があり、あの鐘を叩いてみたいと思いました。
でも、いい年をして、あの鐘を撞きたいと遺族に言えば、「何考えてるんや」と、思われるのも、無理もないし、ご近所の鐘の音が聞こえる方には、「うるさいな」と思われ、いいことがないので、鐘を撞いていません。
仏教では、亡くなると、西方浄土へ旅立つと言われているので、日が沈む西の方向に向かっていることになります。