鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」 有馬温泉・御所坊「神戸ステーキ閑」
有馬温泉・御所坊「神戸ステーキ閑」の鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」
有馬温泉・御所坊「神戸ステーキ閑」の鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」有馬温泉の繁忙期・閑散期
10月になると有馬温泉は、一年のうちでも、暇な時期に入っています。
一番忙しいのは、年始年末です。
その後、桜が咲く頃に、少し活気が出てきます。
梅雨に入ると、すっかりお客様は遠のき、
どの旅館もホテルも暇になります。
蛍が飛び交う7月に、少しずつ客足が増えて、
夏休みになると、また賑やかになります。
10月が暇なのは、
家族連れが一緒に外出できるお休みが少ないことだけでなく、
行楽シーズンのため、全国各地の行楽地と競争になるからです。
医療も、柿が赤くなると、医者は蒼くなる、と言われています。
気候が良くなると、体調も優れてきて、病人が少なくなるからです。
有馬・御所坊「神戸ステーキ閑」の「真金は鍍(メッキ)せず」
「有馬・御所坊「CAFE&BAR神戸ステーキ閑」に行ってみました。
皆さん、昼食にお店の自慢料理を食べに来ています。
有馬温泉の金泉のお風呂に入って、
「蕎麦ご膳」を頂いて、
ひとり4000円~5000円ぐらいのようです。
今日は、一番人気の「蕎麦ご膳」ではない、
「ステーキ点心」を選びました。
夜だと12600円のお料理が、昼だと6300円です。
フロントで、「予約していないですが、いいですか?」と、尋ねてみると、
「調理場に聞いてみます」と、電話をして、
お肉の在庫を確認して、OKが出ました。
飲食店の来客予測
食べ物屋さんに行くと、いつも不思議に思うのは、
今日は、どれだけお客様が来て、どれだけ食材を用意しておこうと、
予測をするのかということです。
食材の用意が少なければ、せっかくのお客様を逃がしてしまうし、
食材の用意が多すぎると、賞味期限が切れてしまうという、
ジレンマがあります。
パフォーマンス型の料理の提供方法
ステーキを鉄板で焼く様子を見ながら、
お料理が出来るのを待ちます。
こういうパフォーマンス型の料理の提供方法は、
コックさんの会話が重要な役割になります。
今日のコックさんとの会話は、
松葉博雄の方から持ちかけた、
最近の有馬の変貌についてです。
桜食堂が閉鎖
御所坊のスタッフの皆さんが、
「以前、よく利用していた、桜食堂が閉鎖して、寂しくなりましたね」
と話していました。
どうして、御所坊のスタッフだと分かるかと言うと、
御所坊の女子スタッフは、袴をはいているからです。
袴姿の制服を着て、
桜食堂で昼食を取っていた人が、目立っていたからです。
旅館だと、スタッフには、賄いが出ると思っていたのですが、
実際は、有馬にも、従業員の皆さんが利用する、
家庭料理のお店があるのです。
有馬温泉・御所坊の「鍍金不眞 真金は鍍(メッキ)せず」
お料理を食べて、おなか一杯になって、玄関を出るときに、
ハッとはっとしたことがありました。
鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」と、書いています。
なるほど、そうです。
メッキは確かに金ではないですが、純金にはメッキをしない・・・
つまり本物は飾り立てる必要がない。
逆の言い方をすると、飾り立てているものほど、偽物の場合が多い。
・・・という事です。
輝く黄金色だからといって、純金ではありません。
メッキでも、純金でも、外目は、光っています。
飾り立てているものほど、偽物の場合が多いと言えます。
最近飲んでいるノンアルコールビールは、
ビールであっても、本当のビールではありません。
こう考えると、よく当てはまります。
ビールだからと言って、必ずほろ酔いとは限りません。
まとめ 有馬温泉・御所坊「神戸ステーキ閑」の鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」
メッキは、本当の金ではないのは、当たり前のことですが、
その当たり前のことが、
当たり前でなくなることもあります。
人的サービス二も、言えることです。
すがた、かたち、衣服、施設、調度品などに目を奪われていると
人的サービスはどうなのか?
真心が籠っているサービス、おもてなしであったのか?
外形に惑わされてしまします。
ご用心!
“鍍金不眞「真金は鍍(メッキ)せず」 有馬温泉・御所坊「神戸ステーキ閑」” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
その節はご利用有難うございます。
有馬の御所坊です。
一つだけ・・・
あの漢詩は「真金は鍍(メッキ)せず」と読みます。
メッキは確かに金ではないですが、純金にはメッキをしない・・・
つまり本物は飾り立てる必要がない。
逆の言い方をすると、飾り立てているものほど、偽物の場合が多い。
・・・という事です。
たまたまリンク先で見つけました。
失礼をお詫び申し上げます。