「見られちゃうわ…見えやしないよ」センタープラザビルの壁面「神戸ビエンナーレ2007」

「神戸ビエンナーレ2007」「見られちゃうわ…見えやしないよ」  センタープラザビルの壁面

朝日新聞の朝刊のトップページに、

「見られちゃうわ…見えやしないよ」

というタイトルで、

神戸ビエンナーレ2007」の

モチーフの記事が載っていました。

これは、イタリアを代表する

アーティストの一人である、

ファブリツィオ・コルネーリさんの作品で、

ビルの表面に太陽の光が当たると、

キスしようとする男女の横顔が浮かび上がります。

実は、このモチーフは、

神戸市中央区のセンター街にある

センタープラザビルの壁面に作られています。

蜘蛛の巣

センタープラザビルには、

さんプラザコンタクトレンズの本社が入っています。

10月6日(土)から神戸市で開かれる

総合芸術際「神戸ビエンナーレ2007」の

一環として企画されました。

日の差す角度で、

モチーフがくっきりと見える時間は、

1日30分ほどで、季節によって、

見える時間帯も変わるそうです。

高さ約60メートル、

幅約18メートルの壁面をキャンバスにして、

清掃用ゴンドラに乗り、

素材のアルミニウムとステンレスを

立体的に取り付けています。

作者のファブリツィオさんは、

「山と海に挟まれた神戸の光は、

透明度が高く感じる」と話しています。

作品は、ビエンナーレ終了後も展示されます。

男女の横顔は、港のある南の方向から、

山がある北の方向を見たときに、見えそうです。

センタープラザビル 関連記事 アーカイブ

 

2007年10月5日(金)