日本の名湯 有馬温泉 有馬の小径(2) 有馬ツアー(2)

有馬の小路は、さらに続きます。元湯が何ヶ所かあり、そこでは、深く井戸を掘って、温泉水を汲み上げています。

有馬温泉

有馬の温泉は、加熱しなくても、触ると熱いほどの熱湯です。それをポンプで汲み上げて、パイプを使って、契約先に送っているようです。ちょっと手で触ってみても、熱くて手を引っ込めるほどです。

有馬温泉

ホテルは、すべて自分の敷地内から湧き出るお湯だけではありません。源泉からパイプを引いて、お湯の供給を受けているいるところ、トラックで源泉のお湯を持って来ているところなど、いろいろな宿があるようです。

狭い小径を通り抜けると、広場があって、そこには足湯が出来る場所がありました。

温泉の湯に、足を浸けるだけですが、25分間ぐらい浸けている人の感想では、3つの温度がありました。「ぬるい」、「温かい」、「熱い」の3段階です。

熱い湯に最初に入るよりは、最初は「ぬるい」から始まって、「温かい」、「熱い」に移った方が良さそうです。

松葉博雄も、奥さんと一緒に、足湯をしてみました。有馬の足湯の温水は、鉄分を含んでいるので、赤くて泥っぽい色をしています。

有馬温泉

上がるときに、足をタオルで拭くと、この赤色は、消えることはありません。染料と同じです。ですから、上がる時には、タオルを使わずに、ティシュペーパーなどを使う方が良いです。

有馬温泉

足湯に浸かっている間にも、観光客がどんどんやってきます。中には、アメリカから来た方もいらっしゃいました。「こんにちは」という日本語で、挨拶をされました。

有馬温泉

ボランティアのガイドの方がついて、その人たちが、有馬の街を案内しているようでした。

有馬温泉

一緒に足湯に浸かったおじさんと、お姉さんの話を聞きました。一組の夫婦は、大阪の守口市から来ていました。「守口市には、電磁波があり、体にどんな影響があるのか、気になる」と言っていました。

もう一組の方は、須磨から来ていて、高齢者には、バスの無料の特典があるので、バスに乗って来ていることを話してくれました。

「楽しみはテレビで、水曜日は、見たい番組がないので、困る。面白いのは、歌謡番組、水戸黄門、釣りバカ日誌、寅さんなど、笑える番組がいい。」と、20分ぐらい話してくれました。

細い路地を通っていくと、お土産物屋さんの角に行き当たります。この先には、以前行った、お好み焼き屋さんや、蕎麦屋さんがありました。

昔ながらの、狭い道が続きます。

有馬温泉

狭い道でも、有馬の小路は、表通りの小路と、裏通りの小路があることが分かります。 裏通りの小路の方が、なんとなく新しい発見があり、季節感があります。

有馬温泉

表通りの行き着く先は、神戸ステーキのお店です。「CAFE&BAR神戸ステーキ閑」「陶泉古館・御所坊」と書いてあり、御所坊の経営するお店です。

有馬温泉

ここは、旅館だと思っていました。ところが、近づいてみると、ステーキ屋さんです。まだここのステーキを食べてみませんが、今度行ってみたいと思います。

有馬温泉

小路の通りには、秋らしく、ヤマブドウの実が垂れ下がっていました。

有馬温泉

今日、感じたのは花粉です。「どうも、くしゃみが良く出て、目が痒いな」と思っていたら、もうすでに有馬では、花粉が飛んでいることが分かりました。

有馬温泉

平日の有馬温泉には、中高年の方が多く、バスの優待を利用して、日常生活の中で、温泉を楽しんでいる人達が、多くいることが分かりました。

有馬温泉

市営の温泉では、高齢者は、半額優待があるようで、神戸市の住民サービスが、市民に利用されていることがわかります。

 

2007年10月4日(木)

 


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