手放すには惜しが、持ち続けるには負担が重い、リゾートマンションは鶏肋 鶏肋(けいろく)鶏肋(けいろく)のような有馬のリゾートマンション

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手放すには惜しが、持ち続けるには負担が重い、リゾートマンション 鶏肋(けいろく)

鶏肋とは、大して価値はないが、捨てるには惜しいことを言います。

鶏肋は、ニワトリ(鶏)の肋(あばら)骨のことです。

鶏肋(けいろく)のような

食べるほどの肉もないが、捨てるには惜しいという意で、

大して役だつものではないが、捨てるのは惜しまれることのたとえに使われます。

三国志の話では、魏の曹操の軍は漢中を平定し、

蜀の劉備を討とうとしましたが、進撃にも守備にも困難であったため、

態度を決めかねていました。

曹操は戦局を、ただ一言「鶏肋のみ」といいましたが、

部下たちはその真意を解しかねました。
楊修だけがその意を悟り、

「鶏肋は食えば得るところなく、捨てれば惜しむべきがごとし」といって

陣を撤収して引き揚げるように手配しました。

この判断は間違っていなかったのですが、

曹操は楊修の頭脳明晰さを恐れて、楊修を軍律違反の理由で、斬首しました。

 手放すには惜しが、持ち続けるには負担が重い、リゾートマンション 使っていないマンションをどうするか

このような故事を思い出すのが、

有馬にあまり使っていない温泉付リゾートマンションの対処です。

所有すれは管理費、維持費がかかりまが、

あれば有馬温泉として利用にすることができます。

所有するのか、売却するか、決断の必要があります。

そこで、判断するために何年ぶりかに行ってみました。

管理人が常駐していて、しっかりと出入りは管理されています。

一階の受付の脇には、広いロビーがあります。

2007年6月には、ここで社員の研修をしたことがあります。

蛍が見れる温泉付きリゾートマンション

ホタルが出る6月の頃です。

この辺りには、まだ川沿いにホタルの飛ぶ光が見られます。

有馬の温泉街の近くなので、社員研修にはとても便利なところです。

管理人さんが常駐していると、マンションの管理はしっかりできていました。

ロビーから見える中庭は、植木の剪定が出来ていました。

このマンションの温泉は、地下から湧いている天然温泉です。

舐めると塩味がする銀泉です。

隣のテニスコートとの境には、小さい檜を植えていましたが、

その檜はどんどん生長し、部屋から見ると向こうの山が見えなくなるほど、

視界を遮っていました。

このマンションの近くには、著名な企業の別荘がいくつかあります。

山に囲まれていて静かな場所です。

阪神淡路大震災の時には、岡本地区に住めなくなったので、一時、こちらの有馬のマンションで生活していた思い出があります。

久し振りに来てみると、マンションは綺麗だし、管理も行き届いているし、

天然温泉も館の中にあるし、環境も良いので売らなくても活用出来るなら、

活用した方がいいとは思います。

まさに、鶏肋です。

部屋に入ってみると、以前のことが頭の中に思い出されてきました。

ここから三宮までは高速道路が繋がっているのですぐです。

曹操ほどの、大きな迷いではありませんが、私にとってみると、

処分するには惜しいし、持っているほどの値打ちはない、鶏肋のようです。

部屋の片付けをして思い出にふけてるうちにお昼が過ぎたので、

どこかへ食事に行くことにします。

2018年5月10日(木)