神戸三宮センタープラザ14階の事務所はまるで温室です。2月でもポインセチアとシャコバサボテン(サニーブライト)の花が咲きます。

クリスマスの頃にさんプラザコンタクトレンズの眼鏡店に飾っていたポインセチアを、事務所のあるセンタープラザ14階に持ってきていました。

ポインセチアはメキシコ原産の植物ですが、下の方の緑色の葉と、上の方の赤い葉の色合いがよいので、ヨーロッパでクリスマスの時期に飾られるようになったそうです。

最近では品種改良が進み、赤い葉だけでなくレモン色やピンク色の葉をつけたポインセチアも店先に並んでいるのを目にします。

2006年のクリスマス、眼鏡店では白い葉をつける「ホワイトスター」という種類のポインセチアをおいていました。

クリスマスが終わって店頭での出番がなくなり、14階の南側の窓際に置いていると、とても陽当たりがいいものですから、白い若葉がどんどん出てきました。

クルクルっと小さく丸まっていた葉の赤ちゃんが、次の日には大きく、太陽に向かって両手を広げるように、ぐんぐん葉を広げていきます。

若葉が湧いてくるように生えてくる根元を見てみると、菜の花のようなうすいレモンイエローの花が咲いているようです。ポインセチアにも花が咲くんですね、驚きました。

この小さな小さな花の先からは、蜜があふれてキラリと光っています。建物の中なので、蜂もチョウチョも寄ってきません。

こちらは、シャコバサボテンです。洋名はデンマークカクタスといいます。普通の条件で育てていると 花芽を作るのは9月中旬~10月中旬ということですが、やはり温かいためでしょうか、2月だというのに花が咲き出しました。それも満開です。

オレンジ色のサニーブライトという品種です。ガラス越しの日光が当たる明るい所に置いて、乾かしすぎないように水をやることが重要です。

机とパソコンが並んだ事務所で、こうやってきれいな花が咲くと、部屋が明るくなったような感じがします。人の心にも、まるで春がやってきたようなウキウキした気持ちをもたらしてくれます。