蛍の光、窓の雪を思い出させる 笠形温泉「せせらぎの湯」~廣畑良記会長からNHKラジオ出演時のテープをいただく~

2006年6月24日(土)、今年も蛍の季節がやってきました。

せせらぎの湯

松葉博雄は、幼い頃、お父さんやお母さんに連れられて、蛍を見たのでしょうか?どうも、記憶の中に蛍が大好きなようにインプットされたようで、子供に笑われるほど、おやじになっても、蛍を見たがっています。

せせらぎの湯

今日は、笠形温泉「せせらぎの湯」に泊まり、「蛍FESTA(フェスタ)」に参加します。

せせらぎの湯

せせらぎの湯

三宮から、高速道路を使えば、およそ、2時間で、笠形温泉「せせらぎの湯」に到着しました。

せせらぎの湯

8時を回り、周りが暗くなってくると、お腹に響くような、大太鼓の音が聞こえてきました。音に惹かれて、広場に行くと、姫路の「いちかわ太鼓 日車隊」の皆さん方の打つ太鼓の響きが、リズミカルに伝わってきます。

せせらぎの湯

松葉博雄の幼い頃を思い出させる、可愛い坊ちゃんが、お姉ちゃん二人に手を繋がれ、太鼓の前に立って、浴衣姿で太鼓に合わせて次第に身体を躍らせてきました。

せせらぎの湯

丁度、隣の席に「エーモン工業」の会長の廣畑良記さんと同席しました。廣畑良記さんとは、以前にもお話をし、その企業家精神に深い感銘を受けた思い出があります。

せせらぎの湯

廣畑良記さんは、白い杖を持っているように、目が不自由です。しかし、音で、声で状況を想像し、記憶に留めています。

せせらぎの湯

何処がよく見える場所か、奥さんと探してみました。「人の行く裏に道あり、花の山」と桜を見る、ことわざがありますが、蛍も、人気の居ない、川の傍に見つけました。

せせらぎの湯

蛍の宿は川端柳と歌にあるように、今日見つけた蛍の密集地は、川の傍で、柳の替りの木に、まるで、クリスマスツリーの電飾のように、沢山の蛍が息づいていました。

せせらぎの湯

もう、松葉博雄は感動してしまいました。暗い暗い闇夜のような、漆を流したような、暗いスクリーンに、蛍が息をするたび光が輝いて見えます。昔、勉強をするときには、蛍の光で、雪の反射の光で、文字を読んで、それを蛍雪といいました。

せせらぎの湯

翌朝、朝早い小鳥の声に目を覚まし、深い森林の香りを胸一杯吸い、清清しい、一日のスタートを自覚しました。

せせらぎの湯

せせらぎの湯

こんなに花が綺麗に咲いています。

せせらぎの湯

せせらぎの湯

帰るとき、昨夜の廣畑良記会長から、NHKのラジオ番組に出演し、そのときに話したこれまでの経歴のテープをいただきました。

せせらぎの湯

松葉博雄と奥さんは、廣畑良記会長にお別れの握手をし、昨夜と今朝の感動的な一日の喜びを伝えました。

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