あるある、路地の奥に魚屋さんが。あるある、魚屋さんの隣にお寿司屋さんが。あるある、明石海峡の海で獲れた美味しそうな魚が。

リッキー君と淡路ツアー(4)

あるある、路地の奥に魚屋さんが。あるある、魚屋さんの隣にお寿司屋さんが。あるある、明石海峡の海で獲れた美味しそうな魚が。淡路の魅力は、獲れたての美味しい魚を食べられる事です。

淡路の老舗の寿司屋と言えば、岩屋の林屋でした。対岸の明石でも林屋の名前は響いています。その林屋に行ってみます。

明石海峡大橋が出来る前は、明石と淡路島を最短距離で結ぶ船着き場は岩屋にありました。岩屋は漁業の町で平野部は少なく、狭い路地を通って家から家に行き来するという、瀬戸内海に共通するつくりの町並みです。

細い路地を通り抜けると、その場所だけ空間が広がり、買い物客が集まり、お店から賑わいが伝わってくる魚屋さんが林屋です。

お店の前にはトロ箱が並び、新鮮な魚が買い手を待っています。鯛の頭だけでもとても立派で大きな頭を売っていました。

魚屋さんが経営するお寿司屋さんなので、鮮度の良い魚が用意されているのは当然です。お客さんもそれが目当てです。

狭く入り組んだ細い路地にあるので、客が林屋を見つけるのは、やや難しいようです。ここに来るお客さんは大抵が常連客です。

間口は狭く、奥に深い店です。夕方には予約したお客さんでいっぱいになります。

車で来る時は、お店の前には停められません。少し離れた所に車を停めて、細い路地を瀬戸内海の雰囲気を味わいながら、駐車場から少し歩くことになります。

長い時間をかけて、漁師町が海岸部から山の斜面に向かって、少しずつ家を広げてきたので、今の時代になってみると消防車も入れない、車も入れない、なんとかならないのかという程密集した町になってしまいました。

予約がとれなかったので、持ち帰りにして頂いたにぎり寿司です。

家でゆっくり食べられるのは結構なことですが、パックに詰めた寿司はそれほど美味しい物ではありません。

やはり板前さんの目の前で見て、カウンター席で頂くにぎりこそ、美味しいにぎりです。

でも、トロは美味しかったなぁ。今度ちゃんと予約をとって、林屋でゆっくりお寿司を頂きたいと思います。またの楽しみに置いておきます。

2012年9月16日(日)