淡路の常磐にある、岡畑昭夫ぶどう農園でぶどう狩り　(1)

カーナビは、どこまで信用出来ますか？カーナビは、どこまで親切・丁寧ですか？カーナビに頼っていると、目的地に着く前に案内を終了される事があります。ぶどう園の電話番号を入力して着いた所は、北淡町自然休養村センターでした。

葡萄もそろそろ終わりに近づき、9月いっぱいであの美味しいピオーネも来年まで食べられなくなります。

今年最後のピオーネを求めて、インターネットで検索したぶどう園に向かいます。9月下旬の空は澄んでいて、ヤシの木と青空がよく似合っています。この道はどこでしょうか？なんだか沖縄の様に見えるこの道は、国道28号線の淡路市の淡路警察署がある辺りです。

海側にヤシの木、山側に蘇鉄の木が何㎞も続きます。このような南国的な景色が好きです。

カーナビの案内で28号線を走っていると、明石海峡大橋に繋がる、淡路パーキングエリアが見える場所があります。

少し車を丘の方に向けて走ってみます。以前に、この辺りに日仏友好協会が記念モニュメントを建設する予定がありました。そのときの予定は、ニューヨークの自由の女神のような巨大な像を造るような話でしたが、あの話はどうなったのでしょうか？

こんな所に別荘があったらなぁ。と思えるような、手前が淡路で向こう側が明石、それを繋ぐ明石大橋が一望に見える丘陵地がありました。部屋の電気を消して、橋を飾るイルミネーションを見ながら、ビールを飲んでいる自分の姿を想像します。

阪神淡路大震災の震源地である、北淡町の野島断層の近くから、車はぶどう園を目指して、車のあまりやって来ない細い道に入ります。

この道も四国徳島の神山町へ行った時のような細い道で、上から落石があると、まず助からないような道です。

途中の経過地点となるのは、北淡町自然休養村センターです。常磐ダムが有る場所です。

人里離れた過疎地に休暇村を作って、青少年を自然の中で遊ばせようという町営施設です。今は淡路市のものとなっています。

水泳が得意な松葉博雄でも、海は怖くなくても、川は怖くなくても、山のダムや沼地は入って行くのも怖いような、不気味な怖さを感じます。

そんな怖そうな沼やダムでも、ゴムボ－トを浮かべて魚釣りをしたり、足の届きそうもない所で水泳をしようとする人がいるようで、禁止事項が書かれています。

目指すぶどう園ですが、ぶどう狩りの のぼり旗は見えても、どちらに行ったら良いのやら、ここから近いのか遠いのか、旗を見るだけでは分かりません。

淡路島の北淡地区に、こんな近畿自然歩道があるなんて知りませんでした。

北淡町自然休養村センターは、ここが行き止まりのように思えたので、人家がある方向に進んでみます。

2012年9月27日(木)