王子動物園では、黒いジャガーが、美しい毛並みを見せてくれます。
王子動物園では、日本に4頭しかいない黒いジャガーが、美しい毛並みを見せてくれます。王子動物園(3)
王子動物園では、日本に4頭しかいない黒いジャガーが、触れて、撫でてみたいような、美しい毛並みを見せてくれます。
ライオンは猫科の動物で、比較的繁殖がしやすい猛獣です。飼いやすいということは、ライオンの市場価格が安いことに繋がります。
百獣の王ライオンです。なんだかこのダラっとしている感じだと、とても百獣の王には見えません。肉食動物とはいえども、とても穏やかに見えます。
ヨーロッパでの紋章に、ライオンがよく使われています。イギリスの国章にもライオンが描かれています。
そんなライオンよりも迫力があって、強く見えそうなのは黒いジャガーです。毛並みは、色つやがあって輝いています。ネットで調べてみると、2010年3月生まれの2歳です。
虎やライオンに比べると、かなり小柄ではありますが、目つきがするどく、体もしっかりしています。
どの動物もこの昼過ぎだとだいたい、昼寝をしているか、ゆっくり寛いでいるのに、ジャガーだけは軽快な足取りでずっとウロウロしています。
ジャガーが他の猫科の動物とは違う大きな特徴は、水を怖がらず、泳ぐのが得意なことです。
次に見に来たのはアルームヒョウです。
現在はロシア南東部の森林に生息しているだけで絶滅する可能性が非常に高くいと言われています。どうやら原因は環境破壊や、人間による毛皮取引のせいで減少しているようです。
たくさんの人が、アルームヒョウの前で、その毛皮の美しさに見とれています。岡山の方から来たような、おばさん達の話が聞こえました。
「あんな綺麗なヒョウの毛皮に触れてみたいがあー。」
「あんな大きなヒョウが目の前に出てみられぇ、毛皮なんか忘れてビックリして、逃げるだけじゃぁ。」と、勝手な話が弾んでいます。
身軽な様子を見たのは、突然、なにかに反応したように、木の上に登り始め、上から、隣のユキヒョウの様子を見ています。
そんな姿を見て驚いたのが、足の裏です。今までこんな足までじっくり見たことがなかったのですが、写真を見てもわかるくらい、とても大きいとは思いませんか?
この細くて長い足の裏が、獲物を捕まえるときに発揮する、猛スピードの猟に秘訣があるのかと考えてしまいます。
出来ない事ですが、出来ない事が分かっていても、一瞬思ったのは、こんなヒョウの子猫の時から、ミルクをあげて、一緒に寝て育てて、遊んで、慣れたらヒョウの頭を撫でたり、一緒になって、プロレスごっこをしたり、膝の上で可愛がってあげられたらいいなぁと思います。
テレビで見た話では、広い敷地の多いアメリカのお屋敷で、猛獣を屋敷の中で飼う人もいるそうです。子猫の時から、育てたら、なつくのでしょうか?
2012年4月5日(木)