考えなくていいのが、助手席です。
考えなくていいのが、助手席です。 考えなくてもいいのが、追随者です。 孫と一緒のカニツアーin越前(15)
考えなくていいのが、助手席です。 考えなくてもいいのが、追随者です。 考えなくてもいいのが、カーナビに頼る道案内です。
帰り道の休憩は、北陸道最後のサ-ビスエリア、賤ヶ岳(しずがたけ)SAによります。
この地は、近畿地方の豊臣秀吉と北陸地方の柴田勝家の賤ヶ岳合戦のあった地でもあります。 織田信長の死後、織田の勢力を二分する激しい戦いになりました。
この賤ヶ岳の合戦の勝利によって、豊臣秀吉は織田信長の継承者となります。
賤ヶ岳SAには、松葉博雄の好きな鯖すしの看板や、鮎の塩焼きがあります。
鯖のへしこも、笹かまぼこも、どれも家でビールを飲みながら頂きたいおつまみばかりです。
お酒好きのお父さんには、たまらないコーナーかもしれません。
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に因んだ、滋賀県と福井県の観光ポスターがありました。
「江」ゆかりの地の写真が紹介されています。 サラダパンがありました。 このサラダパンに女子中学生が集まっています。 どうやら、『ケンミンSHOW』で滋賀県の名物として、紹介されたパンのようです。 TVのちからは大きいな、お店でも、食べ物でも、選挙でも、TVに出れば人気が出て、注目されるようになるのです。
パンコーナーを見てみると、アンパンマンの顔のパンがありました。
これは子どもが喜ぶサービスです。
北陸道を走っていると、美しい姿の山が見えました。 あれは名高い伊吹山です。
伊吹山の山肌には、もう、積雪があり、お山が白いお化粧をしたようです。
二度目の休憩は、大津SAです。 特に渋滞に巻き込まれることもなく、順調に帰ってきました。
大津に入ると、名神高速道路に入って行きます。 この辺りから、高速道路は混んできます。今回は、助手席に乗っていて、運転の気遣いを考えなくて済みました。
先ほど見た、賤ヶ岳の戦いでは、柴田軍と、豊臣軍は、睨み合って硬直状態でした。 先に仕掛けた方が、不利と言われていました。 柴田軍の佐久間盛政が攻撃を仕掛け、硬直状態が変わってきた瞬間、秀吉軍は大垣から、わずか5時間で柴田軍を奇襲したのですから、今来た高速道路の賤ヶ岳ICから大津ICまでの距離になります。
道が整備されてない時代に、大軍を規律正しく、短時間で移動させる事は、相当な軍の統制がとれていたことだと感心します。
この辺りに来ればもう、お土産は、伊勢の赤福餅や、奈良の柿の葉すしに変わってきています。
大津ICから大阪まで戻ると、車は帰る目的地が分かれることになります。 少しずつ夕暮れ時になり、神戸帰宅すると、今夜の夕食は、サービスエリアで買ったサバ寿司になりました。
助手席に座っていれば、何も考えずに済んで、旅行の追随者であれば、企画も考えずに済んで、カードを持っていれば、お金も考えなくても済みました。
2011年11月23日(水)