桜の名所:兵庫県 ふるさと桜づつみ回廊、丹波市氷上町絹山にあります。
兵庫県ふるさと桜づつみ回廊を訪ねて… 北の桜はまだ満開かなぁ 兵庫県北部桜探索(1)
ふるさと桜つつみ街道
神戸から、丹波市と篠山市までの日帰りツアーです。
いつものように、ルートは、六甲山越えからです。
民主党政権の時代には、
高速道路は、やや料金が下げられ、
舞鶴道などは無料の時もありました。
桜の開花状況は、例年と変わっています。
30年40年前には、桜の満開は、
4月10日前後でした。
それが、年々早くなり、3月下旬には、
満開を迎えるようになりました。
春の冷え込みが厳しく、
桜の開花は、30~40年前に戻ったようです。
4月の10日を過ぎても、桜便りはまだ届いています。
そして、4月20日を過ぎても、
まだ桜は見られそうです。
そうなると、神戸から北の丹波篠山地区は、
桜が咲くのが、やや遅いはずです。
名残の桜を求めて、北に向かいます。
目指す方向は、「兵庫県ふるさと桜づつみ回廊」で、
さくら周遊ルートマップにあるのは、丹波地区です。
最初にカーナビに設定した場所は、
丹波市氷上町絹山の桜並木です。
高速道路は、氷上で降りて、
その後は、カーナビに連れて行って貰います。
初めての道なので、こんな道でいいのかなと、心配です。
何しろ、川堤に行くのですから、
川がないと、堤はなく、それが、カーナビでは、
山越えを案内しています。
ここは、カーナビに任せて、
カーナビを信じて進むしかありません。
山越えをした後、菜の花畑がありました。
遠くから見ると、黄金の絨毯のようです。
ありました。ありました。
川堤がありました。
確かに、一列に、蟻の行列のように、
桜並木が、川の堤に沿って、
何キロも向こうにずっと並んで、見えます。
山越えをする途中にも、
山桜が何本も咲いていました。
山桜は、人知れず
ひっそり咲いているのが美しいと言われています。
株式相場の格言に、
「人の行く、裏に道あり、花の山」と、
逆張りの教えを説いています。
みんなと同じように買っては、
みんなと同じように売っては、
ダメだと言う教えです。
農産物無人販売所がありました。
無農薬野菜だけを販売しているとの事です。
虫食いなどもありますが
有機野菜なので安心して食べられます、
と説明書きに書かれています。
1品100円で販売と書いてありました。
野菜を置いている時は、
目印にのぼりを置いているようですが、
今日はのぼりが無いので、
農産物はありません。残念です。
ぐるっと回って、
川堤の側まで来ることができました。
入り口には、「兵庫観光百選」の標記があります。
しかし、来てみるともう、桜は散りかけです。
何キロも続く、綺麗な桜並木期待していましたが、
写真のような葉桜の前の桜でした。
松葉博雄と奥さんは、がっかりするだけではなく、
これを今後の教訓とし、
まず、カーナビにこの地区を記憶させ、
手帳に書いて、今後の参考にします。
桜見物のスケジュールに書き入れておきました。
川沿いの道を車で走ってみます。
確かに、兵庫観光百選に選ばれるだけの、
魅力ある桜並木です。
車を降りて、丹念に桜を見て回ると、
枝によっては、まだ可愛らしい桜のつぼみや、
花びらが見つかりました。
さすが丹波地区で、猪を防ぐネットや、
仕切り板があちらこちらに、設置されています。
小学校や中学校の、先生になった気持ちです。
沢山いる生徒の中から、
何か素晴らしい個性を見つけ出そうと思う気持ちで、
生徒を見れば、きっと、生徒にも
素晴らしい個性が見つかるはずです。
同じように、沢山並んだ桜でも、
ひとつひとつを、どこが咲いていないか、
どの枝に残っていないか、
桜を見つける気持ちで枝を見れば、
散り染めの枝からも、
桜の花が見つかりました。
2011年4月21日(木)