有馬温泉の山肌は、阪神淡路大震災の山崩れで地肌になっていました。その後の養生で、緑に覆われています。
有馬温泉は、神戸市灘区と比べると、かなり寒い感じです。寒いときには、熱い温泉がピッタリです。有馬温泉へ(2)
有馬温泉は、神戸市灘区と比べると、かなり寒い感じです。寒いときには、熱い温泉がピッタリです。熱い温泉に入る前に、ちょっと遠回りして高台へ出てみます。
遠くの空はどんよりと曇っています。あの向こうの方は、まだ雪が降っているのでしょうか?
北国の寒い空を思い出させるような、どんよりとした雲に覆われ、気温は雪を降らせそうな寒さになっています。
山の木は、冬眠中のように、常緑樹だけがオーバーコートのような服を着ています。まもなく新しい芽が吹いて、山の息吹も聞こえてくる、今が一番寒々しい山の模様です。
向こうの方には、ロープウェイのロープが駅と駅をつないでいます。
有馬温泉は、山と山の、谷間のような所に、温泉が掘られ、ホテルや旅館や別荘が続いています。
鳥のさえずりも聞こえません。温泉の湯治客の足音もまばらです。
高いところから有馬の温泉街を見て見ると、不思議な家が見えました。
傾斜面に柱を立てて水平にし家を建て、そこから更に別棟に繋がる通路がかけられています。
阪神淡路大震災で山崩れが起きた場所には、その後の養生が効果を現し、山の地肌は、その後茂ってきた樹木で隠れています。
有馬の山を見て見ると、杉や檜が一杯植えられていて、花粉が近くにあることがわかります。
そういえば、目がかゆい、喉がかゆい、鼻がむずむずする、といった花粉症の症状が出てきました。早く温泉に入って、花粉を洗い流します。
2011年2月10日(木)