初めての誕生日を迎えました。U君の1歳の誕生日会です。孫 ブログ／松葉博雄の家族・好々爺日記（45）

初めての誕生日です。U君の1歳の誕生日会です。

孫の、最初の誕生会を、あなたは祝ったことがありますか。これは大変なことなんです。

いまどきの、孫を持った、おじいちゃん、おばあちゃんの世代では、考えられないような、してもらったことがないような、誕生会が、当たり前のように、そこやかしこで、演出されているんです。

これは、結婚式にも言えることですが、昔流の結婚式は、新郎新婦はお飾りで、家と家のつながりに、主眼が置かれていました。

今の結婚式は、本人同士が中心で、演出も２人で、気に入ったようにとことん考え、晒し者になるような結婚式はあまり好かれていません。

この点孫の誕生会はまったく逆で、孫は晒し者にされて傀儡になってしまい、演出の中心は、いかにしてお父さんお母さんが満足するかにかかっています。

お父さん、お母さんの満足基準は、これまで見てきた子供の誕生会が価値基準の中心になり、そこにどれだけの独自性を付け加えるか、工夫と創意の知恵比べです。

そんな背景なので、お料理は、外食でもなく、内食でもなく、出張ケータリングサービスを利用しました。大阪府茨木市の「アラメゾン」というお店です。

＜季節の前菜＞は、・京汲み上げ湯葉と生雲丹、・子持ちヤリイカ酢味噌和え、・新物アン肝ポン酢、・牛ミスジのたたき香味野菜添え、・活鰯の香草パン粉焼き

＜先附＞は、活天然平目と三つ葉のおぼろ昆布巻き造り、北海道産生雲丹と山の芋かけです。

＜スープ＞は北海道産栗カボチャのポタージュスープ

これに、リゾットと、パンがつきます。

＜パスタ＞は、徳島産名残り鱧と松茸のペペロンチーノ（大皿盛）、

＜魚料理＞が、金目鯛、鱈の白子、ズワイガニの生湯葉包蒸し（フラン仕立て）、

＜肉料理＞が、特選佐賀牛ヒレ肉のステーキフォアグラ添え、サラダ仕立てです。

さらに追加で、お誕生日のホールケーキをお願いしました。Ｕくんには、Ｕくんのお母さんが作ってくれた特別なお膳が用意されています。

手作りのゼリーには、Ｕ君の顔写真のプリントされた旗がついています。栗のお赤飯も炊いています。

松葉博雄は、結婚式で上映するような、これまで育ってきた家庭環境の紹介と同じように、U君が生まれて、この１年間で起きた重要なことを、ダイジェストにまとめ、スライド上映をしました。

たいへんな好評で、お父さん、やればできるじゃないのと、絶賛でした。

U君がこのスライドをパソコン上で見て、気恥ずかしくなく、客観的な気持ちで見られるようになるには、あと何年かかるでしょうか。

2010年11月2日（火）