ホワイトデーにケーキを・・・(全国飴菓子工業協同組合)
〜シーズー犬りんりんのホワイトデーのケーキが食べたいな〜
2006年3月14日は、日本の国民的イベントのホワイトデーです。今更、説明するわけでもなく、バレンタインデーのお返しの実行される日です。
そもそも、松葉博雄がまだ若い学生の頃、高校生ぐらいの時には、バレンタインデーはガチンコでした。
ガチンコというのは、相撲で言えば、八百長でない本気で相撲をとることです。
愛の告白も、今で言う、本命チョコ一本です。本当に恥ずかしそうに、悩みに悩んで、渡そうか、どうしようか迷いに迷って、それで、相手の男子が通り過ぎて行くのを、声も掛けられず下を向いたまま、チョコレートを渡すことも出来ず、見過ごしてしまった純真な事例が沢山ありました。
私は見ました、校門の出口の電信柱の隅で、夕暮れ時、男子学生が出てくる時間に、もじもじと、たじらっている、セーラー服の女子高校生の恥ずかしそうな横顔をそっと見てしまいました。
それが、時代が変われば、考えも変わりめったやたらに、チョコレートを乱発し、とうとうホワイトデー狙いの不純な動機のチョコレートが許される時代になってしました。
ホワイトデーは、1980年以降に誕生し、全国飴菓子工業協同組合によって発案され、推進されています。バレンタインデーのチョコレートは1958年に、東京のデパートでチョコレート業者によって仕掛けたチョコレートを贈るキャンペーンが始まりでした。
つまり、贈ったチョコレートは、制度として、ホワイトデーに戻ってくるまでに、22年掛っていることになります。どちらも、甘い話です。
このような時代の風潮に流され、うちの次女がホワイトデーのお返しをたくさん持って帰りました。どれも、厳選された美味しそうなケーキやクッキーです。
これを、りんりんはお裾分けを待っています。テーブルに置かれたケーキは、包丁で切られ、ひょっとすると床にその欠片でも落ちてくるかも知れません。
夏の日の夜に、流れ星を見るチャンスを待つように、りんりんは下から上を見つめいます。りんりんには流れ星が口に落ちてくるのでしょうか?
テーブルの下からずっ〜と、もらえるチャンスをうかがっています。笑わないでください。りんりんは本気なんです。
しかし、りんりんにも感情があります。キレる時もあります。今夜は少しキレたようで、横を向いて、下を向いて、ご機嫌を悪くしたようです。
一度はキレたものの、やはり、体勢をたてなおして、ケーキをいただけるチャンスを待ち食べているお姉ちゃんの口の動きをじっ〜と見つめています。
これだけ、ずっと見つめられると、あげないわけにはいけません。あなたならどうしますか?
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