りんりんの関心事
梅雨がそろそろ明けて、外はとっても暑い日和になっています。
りんりんは暑さに弱くて、今はあまり動きません。りんりんの好きなのは座布団の上に座ってずーっと外を見ることです。
りんりんが特に興奮することは、近所のネコがやって来て、りんりんと目が合えば、りんりんは突然唸り声を上げて追いかけようとします。
一度、味わった興奮はまたあのスリルを求めているようで、いつ来るかわからないようなネコをじっと待っているようにも見えます。
スズメが時々やって来るのも気になります。余ったご飯を庭に蒔いているので、スズメが寄ってくると、りんりんは動くものに大きな関心を示します。
ゴミステーションが見えるところにあり、時々大きなカラスがゴミをつつきにやってきます。これもりんりんにとっては大変な関心事で、カラスに飛び掛ろうとしています。
りんりんは、きっと翼が欲しいのではないかと思います。もし、りんりんに翼があれば、カラスを追いかけ、スズメを追いかけ、思う存分捕り物をした後は、戻ってくると思います。
りんりんの遠い祖先は、中国の皇帝が寵愛したと言われるシーズー犬ですが、そのまた先は犬のルーツとして狼につながります。やはり、獲物を見れば血が騒ぐのでしょうか。
そういうことで、今日もず−っと一日、外を見ています。
外を見ているものの、家の中で誰かが何かを食べ始めると、たちまち関心事は外から中へと移ります。
これはちょっと怪しいぞと思ったときには、座る位置を変えてそしてこちらをずっと見ています。
こういう時は大抵、何か食べるものに対して大きく反応しているときです。
何かくれそうだと思ったらすぐ飛んできます。
りんりんの関心事の中で、動くものの他に大事なものは、お腹の足しになりそうなものです。
暑い暑い日が続きます。庭にはハイビスカスの花が毎日咲いています。
よく手入れをしているので、花もきれいで葉っぱも大変色艶がいい状態になっています。
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