沖縄県恩納村「朝日会」 Part3　
　　　 − 後編 −

 

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今日の獲物の巻貝は、箱いっぱい獲れました。 ウニも獲れました。

山城さんの子供の頃は、探さなくてもビッシリと砂地に巻貝が溢れていた時代だったそうです。 港に戻る船からはムーンビーチの白浜が三日月の形に見えました。これがムーンビーチの由来だそうです。

漁港に入る入口には。小さい灯台が戻る船を迎えてくれます。

朝日会に戻ると、大きな鍋に獲ってきた巻貝を入れ、夕方食べる直前に茹でるように準備をしておきました。

一旦ホテルに戻り、お風呂に入って潮を流し、もう一度朝日会に戻ってきました。 　皆さんが集まって今夜の朝日会がはじまる前に、私はグランドの端にある戦没者の慰霊塔にお参りをしました。

巻貝はすでに登川さんが茹でてくれていました。アツアツの巻貝からヒゲのように少し伸びた先をつまんで、貝から身を取り出す作業に取り掛かりました。 これがとっても根気のいる仕事なのです。

鍋いっぱいにあった巻貝も貝から身を取り出すと10分の一に目減りをしてしまいました。 しかし、小人数で食べきれる量ではありません。金城さんがお土産に神戸に持って買えるように勧められたので、ビニールに入れて一袋いただきました。

イカとネギを使って味噌で炒める料理に取り掛かりました。
最初は富着さんの担当で、食べ終わると松葉博雄が交代しました。

限られた調味料を使い、火が通り過ぎてイカが固くならないように、炒め加減を調整しつつ、絶妙の炒め物ができました。

皆さんから美味しい美味しいと言っていただき、私も嬉しく思いました。

朝日会には飛び入りで次々と来客があります。私もその一人ですが、今夜は料理当番としてもてなす側に回っています。 仲程支配人も遅れて参加されました。

尽きない話を聞きながら、ビールをどんどんいただいているうちにそろそろお開きとなりました。 今夜も楽しいお酒をありがとうございました。

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