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松葉博雄の水泳部員活動：兵庫県立大学水泳部シーズンオフの納会

2005年9月25日。兵庫県立大学水泳部の部員から、松葉博雄にメールが入りました。

シーズンオフを告げる納会をするので、参加のご案内をいただきました。

場所は加納町の４丁目、「ふくふく」というお店です。

案内を頂いて、お店を探して歩いてみました。すぐに見つかりました。

表にふくふくと書いて、地下に階段を下りていくと踊り場があり、その前にふくふくのお店がありました。

扉を開けて中に入ってみると、元気のいい声で案内をされました。まだ誰も来ていなくて、松葉博雄が一番でした。

部屋を見回してみると、ふくふくは招福の福福、つまり福を招いて福が来る来る、笑う門には福来たるという意味がわかりました。

今日の参加メンバーはおよそ３０人なので、かなり広い場所が用意されていました。

ちょっと待つと全員が一緒に到着しました。

私は商大キャンパスのプールに練習に行っています。私が水泳部に入ったときは、神戸商科大学の水泳部でした。

３大学の統合があり、今は、商大水泳部ではなくて、兵庫県立大学水泳部なので、納会には、商大と姫路工大と看護大の３つのキャンパスから部員が集まっています。

席に着くと、まもなくお酒がまわってきました。

私の席の前は、今年のキャプテンであった山本洋生君です。その隣は副将の中田君です。3年のお付き合いになるので、もう顔馴染みで、わりに年代を超えたフランクな会話ができます。

ビールがテーブルに配られると、次期商大キャンパスのキャプテンである芝君が乾杯の音頭をとります。

芝君ははにかみ屋なのか、人前で長々と抱負を語るようなことはなく、わりにあっけらかんの挨拶で終わりました。

まあ、挨拶は短い方がいいので、誰からも短いからという不満は出ません。

乾杯の後、お料理が出てきます。

だんだん話が弾み、酒が回ってくると、皆さんの会話が進んできます。

来年度でいよいよ神戸商科大学の水泳部員が消えていきます。

最後に残ったのは今年３年、来年４年生になる山本君、中田君、川瀬君の３人になってしまいます。

その後は、旧商大メンバーは私だけになります。

まわりの水泳部員たちと、大学から実社会に出たらどんなことがあるのかといった経験談を話しました。

お父さんから会社に入ったらどんなことに気をつけたら良いのか聞いたことがありますかと尋ねてみると、皆さん親子ではそんな話はなさそうでした。

大学の先生から、就職した後の心構えなどを聞いたことがありますかと尋ねてみると、先生と生徒の間では、そんな話はなさそうでした。

そこで、水泳部の最長老の松葉博雄が、社会に出たときの心構えを今から少しずつ話しておくことは大変有意義であることです。

あるいは恋愛の問題などについていろいろ楽しい話をしました。

どうしたら人の気持ちを掴めるか、あるいは会社に入るとどういうことに気を遣ったらいいのかといったことを具体的に例をあげながら話をしていきました。

来年4月には、今の4年生は新入社員になっています。そうなれば、フレッシュマンは会社の女性から熱い視線を浴びるはずです。

新入社員の歓迎会で酔いつぶれて、つい優しくしてくれた女子社員に篭絡されて捕まってしまった事例などを話しました。

親子ほど違う学生達に対して話せることは、私の持っている社会経験が言えると思ったからです。

段々酔いが回って方向の定まらない話になってきました。

若い人たちと飲むお酒は大変楽しいです。

私が10月の秋からの室内練習にも参加させてくださいという話をしました。

部員の皆さんは、自分のお父さん、お母さんの年代とあまり違わないと思っている松葉博雄が、現役部員と同じ練習メニューをするということを、家でお父さんお母さんに話すと、元気さにびっくりするという話を聞きました。

松葉さんはここでは普通のように思っていても、少し視点を変えて見ると、かなり元気なのですよと言われました。

一応、予定の時間もきたので、納会はお開きとなります。この後、水泳部諸君は二次会、三次会へと突入すると思いますが、最年長の私は、一次会で失礼をさせてもらいました。

出口に出て集合写真を撮ろうとしても、なかなか整列できる状態ではありませんでした。みんな、酔っ払ってわやくちゃの集合写真となりました。特に芝君はもう歓喜の状態でした。

今夜は楽しい納会でした。10月からの秋季練習に参加させてもらいます。一番後ろからヨチヨチ泳いで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。