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[マグロの造りに挑戦〜指を切らないようにそろりそろりと]

 2004年11月11日に沖縄のムーンビーチ沖で釣り上げたマグロは、港に戻ると金城さんの鮮やかな包丁さばきで、痛み易い内臓を取り出しました。

お土産にと勧められた三匹のマグロは、翌日の12日の朝には、宅配便にて神戸に届きました。鮮度も良く、入れていた氷袋も溶けないでいました。
発砲スチロールの保温ボックスを選んだのが良かったのではないかと思います。

宅急便のおかげで、昨日の沖縄のマグロが今夜の神戸の食卓に上がる時代になりました。これまでお役所仕事であった郵政事業が、宅配便事業に参入し、民間の宅配業者とのサービスの競争が始まります。

クロネコヤマトが始めた宅配サービスが、私たちの日常生活でもこのような利便性を実現してくれています。


宅配料金と箱代を入れると、一匹あたり、かなりの割高となりますが、それでもなおかつ自分が釣ったマグロを自分で裁いて食べる嬉しさには換えられません。

さて、これから慣れない手つきでマグロを下ろして、お刺身に挑戦します。

包丁も刺身用の包丁がありませんので、一般用のステンレス包丁を使います。 頭を落とす時は力を入れた包丁裁きをするので、指を切らないように注意が必要です。

料理を始める前に考えた事は、三匹も食べきれないので、一匹はそのままの姿でお向かいのTさん宅へ差し上げました。

まず三枚に下ろします。

頭の部分を切り離し、お腹の部分に包丁を入れ、骨に沿って切り離します。これを裏返して、今度は半身を尻尾の方から骨に沿って切り離していきます。

これで二枚の身の部分と一枚の背骨の部分に、三枚に下ろせました。
皮を剥ぎ、小骨のある端の方を切り落とすと、あとは適当な大きさに切ればお刺身のでき上がりです。

”あら”の部分は熱湯をかけた後、あらだきに煮込みます。



いつものように昆布、酒、みりんで味を整えマグロのあらだき汁ができました。

ゆずを添えてお碗に盛りつけすると、なんとまぁ美味しいこと。マグロの深い味わいがお味噌に溶け合ってとっても美味しいお汁ができました。

同じ宅急便で届いた、沖縄のムーンビーチ沖で獲ってきた巻貝は、前夜一晩、仲程支配人がホテルの冷蔵庫で冷凍保存をしてくれていました。
貝はあたると恐いのですが、冷凍保存していれば安心です。一緒に食卓に上がりました。
 アツアツのご飯に松本商店で買った花鰹を上からまぶし、少しだけお醤油をかけると、「猫まんま」となります。これが素朴ですがとっても美味しいんです。

猫まんまは、腕も経験も要りません。アツアツご飯に花鰹をかけるだけで美味しいんです。


しばらく我が家が留守をしていたので、Tさん宅からは、それまでの間に何度か差し入れを用意して頂いていたとの事でしたが、不在の為、我が家が頂くことができませんでした。

今日のマグロの一匹の姿のまま差し上げたのは、きっと下ろすのに大変だったと思います。
マグロを差し上げるとは全くTさん宅は予想もしていなかった事ですが、すぐに食べられる、ちらし寿司と海老の煮物と漬物をいただきました。



ちらし寿司はすっぱくなく甘味がほどほどで、勤務の合間に、ちょうど帰ってきていた長女が「美味しい、美味しい」と、べた褒めで、絶賛しながら食べていました。

今夜は偶然ですがTさん宅からいただいたお寿司と、松葉博雄が釣り、沖縄より届いたマグロが食卓に揃い、とっても豪華な、かつ、手の込んだお料理がいただけました。

ごちそうさまでした。