この秋の新米の炊きたてと一緒に朝ごはんをいただくと、やはり日本食が一番美味しいと思います。これがハンバーガーで育った人だと、ハンバーガーが一番美味しいと思うのでしょうか。子供のときに家で食べていた料理が一番美味しいようで、俗に言う「おふくろの味」というのでしょうか。
ずいぶん前の話ですが、中曽根内閣のときの行政改革を進めていった経団連の土光敏夫さんが、朝の食事にめざしとご飯をいただいている質素な生活ぶりをテレビで放映していたことがありました。
ところが、最近のめざしは食品店に行ってみると意外に高く、セロハンの袋にパックされているめざしは、一袋300円から500円くらいしていて、あまり庶民的価格ではなくなっているように思います。