朝日新聞の記事「ペットの面影いつまでも」を読んで、ペット愛犬家の純粋な気持ちに打たれる

2006年1月26日の朝日新聞を読んでいると、「ペットの面影いつまでも」という記事がありました。

なんのことかな？と思って読んでみると、人と同じようにペットもいつかはお迎えが来る時、亡くなることがあります。

そうなってくると、これまで可愛い可愛いと思ったペットがいなくなる寂しさに襲われます。

それに対して立ち上がれなくなるほどの精神的なダメージが、どうしようもない寂しさを飼い主に与えてしまうことになります。

新聞の記事では、「この子が死んだら私も死のう」と思っている人がいるようです。こうなると、もうペットの位から、最愛の家族の位に、階級が変わってしまっています。

ペットに追いて死んでしまうと、その残された家族は、さらに一層の寂しさと苦しさが始まります。残された家族から見ると、このペットがいたために、うちの○○さんが亡くなってしまったと、ペットを逆恨みするかもしれません。

そのような時に、ペットとそっくりなぬいぐるみのような置物を作っておけば、そのぬいぐるみに話しかけて、寂しさを、あるいは悲しみを少しでも癒すことができるかもしれません。これだと、後追い自殺を防止できます。

そのような需要があって、写真を送ってもらえば、そのペットの生前の姿とそっくりなぬいぐるみを作っているという記事の内容でした。

さて、りんちゃんだったらどうしようかなと、つい思ってしまいます。

りんりんは今は元気です。でも突然りんりんがいなくなった時に、家族の落ち込みはどれだけのものなのか、想像がつきません。

もし仮に、りんりんの代わりの犬を飼った場合は、りんりんと同じようにまたそちらのワンちゃんに愛情が移るかもしれませんが、世話も大変です。

ぬいぐるみだったら、りんりんにずっと話しかけるように、代わりの役が出来るかもしれません。

さて、どちらがいいのか、りんりんは知る由もありません。りんりんはこの記事を読んで話しかけている時の顔は、あまり深刻な顔はしていませんでした。

どこのおうちも、ペットを飼い始めると、ペットへの愛情にはまり込み、人間以上の愛着や執着を抱いてしまいます。

ペットは、愛情や愛着をかけるとそのぶん応えてくれます。それが、突然亡くなれば、どうしてよいかわからないほどの途方に暮れてしまうことも無理がありません。可愛い可愛いだけではすまない問題です。