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松葉博雄の休日:愛犬りんりんとフローリングとの相性に関する諸問題

2006年1月12日のことです。今日はパパとママがお休みの日なので、ボクはちょっと遊んでもらっていました。

パパさんがボクが寝ているとタオルをかけてくれました。子供がうたた寝をしていると、風邪をひかないようにと親が暖かくしてくれるのと同じようです。

ボクはつい甘えて、そのままウトウトと寝てしまいました。気がつくと、パパさんとママさんは、先ほどの親切とは裏腹に、ボクを置いて、どこかに行こうと話しています。

ボクの悩みは、留守番だけではありません。ご覧の通り、うちのお家は床が板張りで、いわゆるフローリングと言うらしいのですが、これがボクには困ってしまいます。

爪が立たなくて、床と爪とが滑ってしまい、力が入りません。ボクのご先祖様は、怖い怖いオオカミから出たということですが、ワンちゃんには爪があり、この爪を大地に立てて、走る力を得ています。

野球やゴルフの時のスパイクシューズのようなものです。そのスパイクシューズを履かないで、ツルツルの革靴でゴルフ場のグリーンの上に立つようなもので、さっぱり力が入りません。

ボクの写真は、爪を隠していい子しているポーズです。決して能ある犬は爪隠すではありません。

フローリングで困るのは、パパさんがおもちゃを投げて、取ってくるようにと言ってボクと遊んでくれるときです。

勢いよく走っても、爪が床に立たなくて、滑ってしまうことがあります。だんだんボクは歳を取ってくると、床でこけて、骨でも折ったらどうしようかと心配しています。