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沖縄県恩納村 朝日会、海ぶどう、東村ヤンバルツアー、慶良間ホエールウォチング |
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恩納村前兼久の町を走る、国道58号線の沿線には、最近どんどん新しいお店がオープンしています。新しいマンションに建て替えられ、昔の面影がどんどん都会風な町並みへと変っています。 花を用意し、上間さん宅を訪れました。上間明子さんは、今日の為に野菜の天麩羅を用意してくれました。 上間明子さんの予定では、一階のオープンスペースで、揚げたての天麩羅を野外で食べようと企画してくれていました。 松葉博雄がホエールウォッチングから帰って来る時間が遅れ、野外で食べる予定が、二階のお部屋で食べることになったようです。 今日の野菜の天麩羅は、新しい三度豆を使っています。沖縄県ではもう、路地で三度豆が採れるようです。新鮮な野菜と、この恩納村で採れた魚をから揚げにして食卓へ出して下さいました。 松田光正さんもご一緒でした。タコ、巻貝、海ブドウなどが盛り付けられた前菜をつまみながらビールをいただきました。 まるで五月の新緑にそよぐ風の音を聞くような、耳からも、目からも、口からも一足早い沖縄の初夏を肴に、松葉博雄はビールを心から「嬉しいな嬉しいな」と思いながら、いただいています。 更に、シャコ貝がでてきました。シャコ貝の縁側のような部分の美味しいこと、くちゃくちゃーとしたような、歯ごたえのある、アンコウの皮のような柔らかな、それでもって粘りのあるシャコ貝の縁側を、飲み込むには惜しいような気持ちで、ビールで流し込むには惜しいような歯ごたえを堪能しました。 タコの卵が出てきました。さすが、沖縄県のタコ捕り名人上間光元さん宅のお料理です。これはめったに口に出来るものではありません。 タコの卵は、一粒がえんどう豆くらいのサイズで、イイダコの卵のような口当たりがあります。 今日も、上間光元さんのタコ捕りへの情熱をお聞きしました。 外のヤシの葉が風に吹かれている様子をチラッと見ただけで、これなら船を出せると判断します。 すぐに恩納漁港へ向い、急いで船を出し、様子を見ながら、タコのいる場所で潜ってタコを捕って来る話を聞きました。 名人芸とは、終わりが無い自分との戦いのように思えました。納得のいく漁をしたい、もう漁は体力的に無理だと思うまで、タコ捕りを続けるのではないかと思いました。 上間さんのお家でご馳走になった後、朝日会では皆さんが上間さん宅から松葉夫妻が朝日会の方へやってくるのを皆さんで待っていました。 明日の3月9日の日には、松葉は神戸に帰宅するので、一応は今夜がお別れ晩餐会となっています。 今回は、2月の時の朝日会を紹介したホームページをプリントアウトして持参してきています。それを皆さんで回し読みをして、思い当たる写真にうなずいて、お互いが「うん、うん」と話し合って、話が弾んでいます。 今日の持ち込み料理は、ダイビングの藤井さんが作った野菜の煮込みがありました。 仲程学さん、金城正則さん、崎浜秀和さん、山城興善さん、冨着信常さん、登川喜永さん上間信吉さん、伊波肇さんらがいらっしゃいました。 国定忠治は、「赤城の山も今宵限り・・・」と芝居の台詞で言いました。松葉博雄も朝日会も今宵限りと思ってみても、実は、次の予定はちゃんと考えています。 次は、3月の末が潮が引く、八重干しの季節ですが、これは残念ながら仕事の都合でパスです。 八重干しの季節なら、遠くの珊瑚礁の端まで、普段水中にある棚までが潮が引くと出てきて、そこに潮干狩りに行けば、歩いて行けて、逃げ遅れたタコさえも捕ることが出来ます。 そんな潮干狩りの時期は、大人でも、おばさんでも、夢中になって魚介類を簡単に捕ることが出来ます。 松葉博雄の次の予定は、5月を予定しています。この頃には沖縄は夏です。珊瑚礁の海でスキューバーダイビングが出来ます。 夢と希望と子供のような心を持って、5月まで仕事に勉強に、その他に頑張りたいと思います。 今夜は、少し深酒をしました。明日帰ると思うとつい、辛くなり皆さんと一緒にいたいので、夜更けまで話して、飲んでしまいました。
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年齢層が大変広く分布して、二十歳そこそこの若い方から、八十歳を超える方までいました。まず、船長が皆さんの前で言ったことは、船酔いに対する予防措置です。 船が動き始めてからでは船酔い対策は効果がありません。船が出航する前に、船酔い防止のお薬を、一人分500円で買ってくださいといわれました。 何度も繰り返してホエールウォッチングをやっていれば、経験的に船酔いは出ることが分かっているので、親心で、親切心で勧めているのやら、一錠500円で売ることが目的なのか、今日初めて乗る乗船客には分かりません。 ほとんど購入者のないまま船は沖へ出ます。 松葉博雄はホエールウォッチングの経験があります。2003年9月に高知県大方町の土佐のホエールウォッチングを経験しています。この時の経験が自信となり、船酔いに対して、大丈夫と自分に言い聞かせ、一緒に乗っている奥さんにも暗示をかけました。 さて、船は慶良間諸島を目指し、ものすごいスピードで波を蹴り、上下に激しく揺れながら、一分でも早くあの人に会いたいと思う恋人同士のように慶良間諸島に向って突進しています。 「だから、言ったでしょ。あれほど言ったでしょ。一錠500円の船酔い防止薬を飲みなさいって、親切に言ったのに、言わんこっちゃない。」といった状況が出ました。 早い人ならものの5分もしないうちに、遅くても1時間も乗っていると、船酔いが続出しました。20名の内、満足にホエールウォッチングを楽しめる人は何人いたでしょう? 空は青く、海は青く、その青さったら、文字通りマリンブルーです。船酔いの人にとっても、ブルーです。 最初は、幸先の良いスタートでした。慶良間諸島の一つの島が見える辺りで、すぐに、鯨のしぶきをキャッチしました。 お互いが連絡を取り合っているのか、鯨が見える場所には何隻ものホエールウォッチングの船が、ご馳走にありつく、魚の群れのように、どこかかしこから集まってきます。 船が近づきすぎると、鯨はご機嫌を悪くしてしまいます。親鯨なら、呼吸の為に海上に浮き上がり、潮を噴き上げた後は、そのまままた、深く潜り、長い場合は30分くらいも出てこない事もあります。 あっ、見えました。鯨は呼吸をするために水面に上がってきて、プシュっと霧を吹くので、これが目印になります。 確かに鯨です。カメラのシャッターを思わず押して、後から見て、楽しむ様なホエールウォッチングです。実際に水上に姿を現す時間は、ほんの数秒です。 その数秒の為に、ホエールウォッチング船は、移動している時間の方が長く、写真やテレビ、映画で見るような、身体を、全身を海上に跳躍させるような、迫力のあるシーンはなかなか無いようです。 鯨がジャンプするのは、鯨の身体に付いた付着物であるフジツボなどを、痒いので振り落とそうとする動作だそうです。 つまり、鯨にとっては、ジャンプすることは「ほんまに、もう〜、かゆい、かゆいな〜〜。もう、振り落としてやろう!」とイライラしている時のようです。 ご機嫌がいいから、「ここらで皆さんに私の姿態を見てもらいましょう、よかったら拍手をお願いしますね。」と鯨は言っているのかと思ってたのに、鯨の心は、「かゆい、かゆい、かゆい。」とは知りませんでした。 船長さんは鯨がなかなか浮上してこないので、次のポイント目指して、舵を切ります。 ホエールウォッチング船は航路を、座間味諸島から、沖縄本島の残波岬の沖合いに変えました。変えた理由は、残波岬の沖合いは、鯨にとっては遊び場のような場所があるようで、そちらに行ってみようということでした。 先ほどより、近くで見えました。 しかし、問題が発生しました。船長さんのサービス精神が仇となり、船が移動するたびに、船酔いをしている人の状況はますます深刻となっています。 3時を過ぎた頃、もう一度沖縄本島と座間味諸島の間に船を戻した頃、鯨をキャッチできました。傍で見ると鯨は大きな生き物です。本当に不思議な感じがします。理科の時間に小学校で習った時には、鯨は哺乳類なので、お母さんから幼児はお乳をもらうと聞いたときには不思議に思いました。 水の中で、動きながら、お母さんのお乳をもらうなんて、どんな風にすれば、出来るのかなと想像しても、小学生の時には分かりませんでした。今も分かりません。。 ほんの一瞬だけ、その姿を見せてくれます。慶良間のホエールウォッチングは毎年12月から4月にかけて、ザトウクジラがやって来ます。この時期には鯨たちの繁殖時期になります。 ザトウクジラは12〜14mあり、平均体重は25〜30トンあります。一応、ホエールウォッチングのマナーがあります。 1.無理に追いかけないこと(一方的に好きになった人でも一緒。。) 2.進路を妨げない(キャッチセールス、アンケートセールスも一緒。。) 3.五十メートル以内に接近しすぎないこと(高速道路での車間距離と一緒。) 4.向こうの方から異常接近した場合は、船のエンジンはニュートラルにしておくこと 5.水中でのウォッチングは禁止です(電車マニアが線路に入らないのと一緒。) あっという間に時間は過ぎ去り、4時前には船は5500円の料金分を遂行した事となり、船酔いで一度も鯨を見なかった人も、一生懸命見た人もこれで終わりとなりました。 船は元の泊港に戻りました。松葉博雄は船酔いもなく、ホエールウォッチングを終わりました。今回の満足度は、鯨の見える時間が、チラッチラッぐらいなので、4000円くらい楽しみました。後もう少し、見えたら5500円です。
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今朝は、お弁当屋さんが来るのに間に合いました。 ワゴンの中には沢山のお弁当が積んでいます。人気なのはおそばです。おそばは、このようにおつゆを沢山つんできています。 おそばはお弁当を買えば小さいサイズは無料で付いてきます。大きいサイズだと1杯100円です。 沖縄そばは、本土のラーメンに使うそばより、幾分太めです。弾力のある強さが特徴です。 今朝の予定は、昨日の「サムズ・バイ・ザ・シー 」で藤井さんから聞いたホエールウォッチングを予定しています。 ホエールウォッチングは、恩納村からも出ているのですが、株式会社とかしきに電話してみると、恩納村のサンマリーナホテル発の便はもう予約が一杯でした。 なんとかお願いすると、那覇発ならまだ空席があることがわかり、那覇まで車で出かけることにしました。 恩納村から那覇まで1時間ぐらいはかかります。高速道路を通って、間に合うように急いで、那覇の泊港まで走りました。 那覇の泊港には、とまりんというホテルがあります。 とまりんの1階に、株式会社とかしきの事務所がありました。ここで松葉博雄と奥さんの二人分のホエールウォッチングの料金を支払います。大人一人5,500円です。 株式会社とかしきがホエールウォッチングの船を出すのではなくて、日本の産業構造のように、さらに下請けがあり、そのお店に行くように言われました。 下請けのお店に行くまでの道の途中に、ホエールウォッチングで見る鯨と同じような大きさの石で作った、鯨のしっぽのモニュメントがあります。 鯨のしっぽは、人間の指紋のように同じものは二つとないようで、このしっぽを観察すれば、どこの誰々さんと、鯨を特定できるようです。 さて、こんなすごいしっぽにお目にかかれたらいいのになぁと、思いつつ、泊港を横断して、港のすぐ近くにある下請け店を目指しました。 那覇の泊港は今日は雲があるものの、よく晴れています。泊港橋にかかる欄干には竜の彫刻がありました。沖縄はドラゴンが好きなようです。各地で見かけます。きっと中国大陸の影響でしょう。 さて、これからホエールウォッチングに行くわけですが、その前に昼食を食べます。どこに行ったらいいですかと尋ねたところ、「うちなあ家」がおいしいですよと、言われました。 ナカミ汁定食と、ゆし豆腐定食を一つずつ注文し、分け分けしながら食べました。時刻は12時近くになり、少しずつお店にはこの近くで働く勤労者の方々が、お店に入ってきます。 観光客が見あたらないのは、この地域に根ざしたお店であることがわかります。ビールを飲むと船酔いをするかなあと、心配しつつ、ビールをいただきました。 このあと、大型ボートが係留されている港に行きます。いよいよ出航間近です。
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サムズ・バイ・ザ・シーのお店の前には、オウムがカゴに飼われています。夜になっても寝させてもらえないので、目をつむっていました。 お店の雰囲気は、木造船のキャビンの様な雰囲気で、灯りは薄暗く、ランプの灯りだけでは、メニューの文字もなかなかはっきりと読めません。 今夜の夕食会には、冨着信常さん、仲程学さん、松葉博雄と奥さん、そして、金城正則さんに群馬県からダイビングに来ている藤井さんも参加しています。 今夜の サムズ・バイ・ザ・シー 泡瀬店にステーキを食べに行くように提案したのは冨着信常さんです。このお店のマネージャーともお友達です。マネージャーからはサービスのお酒がありました。 藤井さんのお話では、昨日、慶良間諸島にホエールウォッチングに行ったそうです。想像を絶するような大きなクジラが、海面から躍り出て、ジャンプをし、海中へ大きな波音と飛沫をあげて、潜り込んだ様子を聞きました。 即、決まりです。松葉博雄も明日、慶良間諸島ホエールウォッチングに行きます。明日の予定はこれで決まりです。 選んだメニューは、サムズ・バイ・ザ・シー一番のおすすめのテンダーロイン・ステーキコースでした。 飲んでいるアルコールはビールから始まり、泡盛に進んでいきます。女性はビールのほかにソフトドリンクです。ココナツミルクパイのなんと大きいことでしょう・・・。 お店の入り口には昔のスターの写真がはってあります。赤木圭一郎、力道山、エルビス・プレスリーなどの懐かしい写真が並んでいます。 お店の女子スタッフの制服は、若い人も、そうでない人もみんなセーラー服にショートパンツです。頭には白い帽子をかぶっています。カモメの水兵さんのスタイルです。 入り口にはロブスターと魚が冷蔵状態でディスプレイされています。本物か見本か触ってみました。指を恐る恐るだしてみると、大きなはさみのような手で、掴もうとしてきたので、これは本物です。 金城正則さんは、運転してくれたのですが、帰りにはお酒を飲んでいたので、松葉博雄の提案で、松田光正さんに車の代行をお願いしました。 サムズ・バイ・ザ・シーお店の前には、トーテムポールやハワイのカメハメハ大王の銅像のようなものが飾ってます。 ブーゲンビリアの花を見ながら、松田正光さんの車が来るまで、周りを見回してみると、ここは一度来たことがあるなと思いました。どこかに、見覚えのある、記憶の片隅に残っている光景があります。 そうだ!ここは、このカメハメハ大王像は、子供たちを連れて、ステーキを食べに来たことがある店だと思い出すことができました。 お店だけなら、忘れてしまうことも、印象に残るのは、特徴のあるものを置いておくことです。このカメハメハで思い出しました。やっと思い出したので、のどに刺さった小さな骨が、取れたようなホッとした感じになりました。 ブーゲンビリアの花は何度見ても、一つ一つをどこで見た花かと記憶することは、難しくても、カメハメハ大王やトーテムポールをおいていたことが、お店の印象付けることに大切であることを学びました。
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