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2005年真夏の神戸〜美しい造形を大丸の建物に、美しい姿を丸井の看板に見つけました〜

2005年8月1日、神戸にも真夏がやってきました。外に出るとうだるような暑さです。木陰に沿って歩きたいような強い陽射しです。元町方向に行く用事があり、日陰を選んでアーケードを通り抜けました。

元町方向の出口のところに、以前あったファミリアのお店の跡にビルの工事が始まっていました。この場所は震災後十年間空き地になっていて、一等地に空き地はもったいないと思っていたところです。

大丸は夏の日差しに、美しい白い肌のような曲線を見せてくれます。正面から眺めてみると、まるで船の舳先のようです。しかも、豪華巨大客船のようで、美しい船のようです。


そごうも大丸も、阪神大震災のあと、再建されました。

そごうは窓を塞いだような建て方に対し、大丸は窓を多くとっています。そごうと大丸の建て方で、窓のとりかたは対極的に見えます。


このあたりは大丸を中心としたブランドショップがたくさん集まって、一つのクラスターを作っています。しかも有名なブランドショップが沢山集まってきて、この辺りがおしゃれなムードを演出しています。

木陰があるとほっとするような暑い暑い日差しの中で、人々は大丸に集まって、買物を楽しんでいるようです。

少しおしゃれなのは、歩道にテラスを出し、通りの人から見えるようにオープンスタイルで喫茶店でお茶を飲み、団欒ができるような、まるでパリのカフェのようです。


8月5日。交差点に差し掛かった時、ちょうど赤信号になり、しばらく信号待ちで車を止めていました。

目の前には、丸井のお店が見えます。ここは三宮でも一番交通量の多い、交通センタービル前です。

神戸市は、丸井につながるように交通センタービルから陸橋を架けました。そのお陰もあり、丸井には若い人がファッションを求めて、沢山お店に来ているようです。

丸井の壁を飾っているのは、夏の到来を告げる美しいモデル3人娘の水着のポスターです。

このポスターが季節を告げるたびに、写真は変わっています。今のポスターはビキニ姿の大胆なお嬢さんですが、もう少しすれば、きっと秋の到来を告げる写真に変わると思います。

今年は暦の上では、立秋は8月7日です。お盆を過ぎた頃には、このビキニ姿は消えるのでしょうか。