市役所の近くには、東遊園地の広場があり、ここは街の中では静かな杜の様子を見せています。
植林をした樹木もすっかり根付き、もうずっと以前からこの杜を形成しているようにさえ見えます。
市役所の本庁に向かう街路樹は若葉に変わっています。この季節はなんと清々しいのでしょうか。
24階の展望台には食事をするお店が2箇所あります。その1つから四方を撮ってみました。
北の方向には、我が社があるセンタープラザビルが見えます。この辺りが神戸の中心街です。
南の方向には、港が広がり、その先には太平洋につながる海が見えます。
真ん中の高い建物はNTTのビルで、屋上にはヘリポートが用意されています。
いつか、テレビでこのビルをバックに制作されたCMを見たことがありました。なんとなく都会的な雰囲気を漂わせています。
西の方向には、須磨の鉄拐山(てっかいさん)が見えます。
その先は垂水、舞子、明石につながっています。少し南よりには淡路島がうっすらと春霞をまとい、ぼんやりと見えています。
最近はビルを建てるときに、公共空地があり、そこには花が植えられて四季の味わいを見せてくれます。
市役所の近くにあるビルの公共空地には、春の衣替えを終え今からいっせいにお花畑が咲き揃おうとしています。
小さな花ですが、あまりにも美しいので一つを選び、ズームアップをして接写してみました。
なんとなく乙女風な清々しさと恥じらいを感じました。
市役所の花壇には、早くもさつきが花開き、今の季節が一年のうちで一番いい頃だと改めて確認させてくれます。
さつきの花は、盆栽にもされるように、深い趣味の世界が広がっていくほどの、魅力を持っています。
これも接写してみました。神戸の街に晩春の頃、明るい陽射しをいっぱいに浴びて、咲くさつきの花は、形が少しばかりハイビスカスに似ているように、愛らしく見えました。