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お盆休みの沖縄 その5「3日目:沖縄の魚 ムーンビーチ沖の追い込み漁」


沖縄の魚2005年8月16日、今日、沖縄3日目は朝日会をのぞいてみることから始まりました。

特に予定はなかったのですが、何か良いことがありそうな予感がしたので、ドライブに出かける前に、先に朝日会に行ってみました。

そうすると、予感はピッタリ当たりました。冨着信常さん、冨着勝弘さん、上間学さんの3人が、今にも出発できそうな状態でした。

私が船に駆け寄ってみると、冨着さんが「行きますか?」と声をかけて誘ってくれました。

もちろん、即、「行きます!連れてってください」と、話はまとまりました。すぐに水着に着替え、船に乗り込み、奥さんが手を振る姿を、船から見ながら、出発しました。

沖縄の魚 沖縄の魚

船長の冨着さんは、以前紹介しました、モズクの栽培をしている方です。

沖縄の魚恩納漁港を出て、まず船は進路を真栄田岬にとり、しばらくは岬に沿って進みます。

目的の珊瑚のリーフに着くと、ここで網を入れます。追い込み漁に適する所は、珊瑚と珊瑚の谷間になったような場所が良いようです。

追い込み漁は、珊瑚の谷間の先に網を、魚が来る前に張っておき、後からみんなで水面をたたいたりすることで魚を網のほうへ追い込んで逃げないようにします。


沖縄の魚まず、網の一番下の底の部分に隙間があれば、せっかく追い込んだ魚が逃げるので、隙間を海中にある岩を拾って重石として置いていきます。

こうすれば、網の底から魚が逃げることがありません。何箇所も石を置いていくのですから、潜ってする人力仕事になります。


 

沖縄の魚一方、魚は網に対し垂直な方向から、魚同士が平行になるように、均等な間隔で追い込んでいくことになります。

これは色々な方法で追い込んでいくのですが、途中もし連絡が悪くて同時でなければ、魚が横に逃げたり、あるいは前に逃げたりすることがあるので、追い込み役のチームプレーが大切な仕事になります。

他の人より速すぎてもいけないし、遅くてもいけないので、周りのスピードを見ながら水面を叩くようにやっていきます。

沖縄の魚

最初、私は見習いなので、ただ見ているだけでいいと船長からの指示がありました。

どうすればいいのかということを見て、2回目の時に追い込みをやらしてもらいました。どうも松葉博雄は周りの人の進み具合に関係なく追い込みをしてしまったので、魚が逃げてしまったようです。船長に叱られました。

沖縄の魚 沖縄の魚

沖縄の魚後、ムーンビーチ沖を通って漁場を変えていきます。サンマリーナホテルの沖の方まで行って、またここでも何回かやりました。


 

夢中になって魚を捕っているうちに、いつの間にかお昼頃になっていて、船長が用意してくれていたお弁当のお昼をいただきました。

沖縄の魚 沖縄の魚

獲れたてのイカを、冨着勝弘さんが刺身にしてくれたので、刺身をいただきました。

食べ方は、醤油を使わないで、船から手を出し、海水を少しイカに浴びせて、海水の塩分を味付けに使って、イカのお刺身をいただきました。

塩味から引き出されたイカの甘みが、口に広がり、こんな食べ方があるのかと感心していただきました。とってもおいしかったです。

沖縄の魚 沖縄の魚

沖縄の魚大変な強い日差しで、水温が生ぬるいような感じがしました。

船から見ると、白く見える部分が珊瑚の岩です。

その間に青黒く見える深みが、珊瑚と珊瑚の間にある隙間です。

ここに魚が通る道を作り、一方を塞いで、魚を追い込んでいくので、船からはどの場所が獲物を捕りやすいのかを、皆さんで相談し、網を入れる場所を判断しています。

もちろん、松葉博雄は初心者なので、相談はありません。


沖縄の魚何回も網を入れました。その都度、色々変わった魚が捕れます。


沖縄のウニウニもたくさん捕れました。3メートルも潜ればウニがいっぱい捕れます。

ウニを捕っていると、その触手が肌に触れると刺されてしまいます。ウニから排出される液に触れると、たちまち痒くなり、腕を見るとなにか湿疹のような、虫に刺されたような、小さなプツプツが出てきました。


魚は、群れになって泳いでいることが多いので、一つの群れがまとめて捕れると、網を上げて見れば、同じ種類の魚が、たくさん捕れていました。

船で見てみると、ハギの種類のようです。

沖縄の魚 沖縄の魚

今度は網を海の岩にぐるっと周りを囲むように置き、囲み終わったら岩に隠れている魚を棒で突いて網に出てくる作戦を取りました。

これはわりに大きなテングダイが捕れました。これは、大きいのでお刺身がとれそうです。いずれの魚もカラフルで、水槽に活かして鑑賞したいぐらいです。

沖縄の魚 沖縄の魚

何度も何度も網を入れて、もうクーラーボックスはいっぱいになりました。

沖縄の魚 沖縄の魚

今日のところは大変な収穫ができました。

大満足で、4時半ぐらいには港に着きました。

港に着いて、水道水を頭からかぶり、塩水を流し洗いしました。

今日着ていった水着は、実は競泳用の水着なので、とてもタイトな体型にピッタリのフィット感がありました。


【予告】水中でも、写真を撮っていますので、次回は水中での追い込み漁の様子の続報をアップします。





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