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松葉博雄の沖縄研究室

 

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沖縄県国頭郡恩納村 朝日会 3日目
〜台風15号上陸風速35m、今夜は笛吹き鯛の味噌汁とタコ獲り名人上間光元さんのタコのぶつ切りをいただく〜

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● 3日目 〜 2004年8年17日(火) 〜

夕方よりいよいよ風は強くなり、雨もともなって本場の台風の強さをだんだんと感じてきました。傘をさして歩いているうち、突風で傘の骨は折れてしまい、それでも朝日会へ向かいました。

台風15号の接近に対応し、朝日会ではアルミサッシの風よけのために扉を4枚取り付けて、風がテントに入り込まないように防風壁が出来ました。これでもう風が吹いてもガスの火が消える心配がありません。

毎日ご馳走とお酒をいただくので今日は「菊の露」の一升瓶を差し入れしました。

上を見ると、テントの天井を暴風雨がビュービューと吹き荒れて、やや心配でしたが、会員のみなさんは風速35mぐらいでは何の心配もしていません。さすが沖縄、と妙なところで感心しました。

今日の料理は料理長の作る笛吹き鯛の味噌汁でした。ニラを入れて臭みを消すというテクニックでした。いただいてみると、魚のだし味が味噌と溶け合い、ビールを飲んでいても別腹で味噌汁が入るのが不思議でした。




後から「タコ獲り名人」の上間さんがタコのぶつ切りを持って登場しました。

タコを獲って30年。日本一のタコ獲り名人として地元琉球新聞にも紹介されました。
上間さんのお話では、昔は1年間に最高では3トン(3000kg)を獲ったそうです。10kgの鉛を腰に巻き、素潜りで10mもの水深まで潜ります。一番深い水深は20mまで潜るそうです。水圧のために右耳の鼓膜が破れたと言われました。

タコは2、3kgぐらいのサイズが一番美味しいようですが、最高は9kg、6尺(180cm)ほどの大タコを獲った記録があるそうです。1日30〜50kgのタコを獲りますが、これにはタコの隠れ場所である「自然のタコ壷」を覚えていて、まるでガスや水道の集金のように一軒一軒を覗いていくそうです。

今夜は台風15号の風雨が強いため、歩いて帰るのは不安もあり、車で送っていただきました。

沖縄の方は本当に親切で、「一度一緒に飲めばお友達」という事は実体験として良く理解できました。
今夜もご馳走さまでした。