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松葉博雄の沖縄研究室

 

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沖縄県国頭郡恩納村 朝日会 1日目
〜追い込み漁の獲物、鮫(サメ)の肝臓を生でいただく、ふぐの白子のような美味しさ〜

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● 1日目 〜 2004年8月15日(日) 〜

那覇空港に着陸後レンタカーに乗り、すぐに恩納村の朝日会に向かいます。山城さん、登川さん兄弟の懐かしい顔と目が合うと、お互いに片手を挙げニッコリと笑い合いました。

まずは着いたことを告げ、今晩から朝日会に入れていただくことをお願いしました。今日の日曜日は、朝日会のみなさんにとってはお休みなので、11名のメンバーで午前中からお昼にかけて「追いこみ漁」に行ってきたとのことでした。


追い込み漁はチームワークが全てです。たった一人のミスが全てを台無しにすることもあるとのことです。

船で沖に出て、船長の判断で漁場を決めます。一人一人には全体が泳いでいると見えないので、船長が指揮をとり、声ではなく野球やサッカーのように体を使ったサインで秩序だった追い込みを魚にかけます。

珊瑚礁と珊瑚礁の間の魚の通る路に網を張ります。網の張り方も魚の群が逃げられないように張ります。

エサを食べに来た魚の群は浅瀬にいて、帰り道に網をそっと張り、張り終えると魚の群を網の方に追いこんでいきます。魚をパニックにするためには、鉛の鎖を振り音をたてて魚を追い立てます。

本で読んだり、話に聞いたことがありますが、まだ参加したことはありません。今日の次はまた日曜日で今回の休暇の予定には無理なので、とっても残念に思いました。

今日の獲物の中に、鮫が2匹混じっていました。朝日会のみなさんは鮫の肝臓を生で食べるととっても元気が湧いてくると言って、獲りたての鮫の肝臓を料理してくれました。

鮫の肝臓は、体に比べるととっても大きく、小さな鮫でもお皿いっぱいの肝臓がありました。これをぶつ切りにして酢に漬け、しばらくしてお醤油をかけていただきます。

フグの白子のようなふんわりとしたやわらかさが口いっぱいに広がり、軟らかさはアンコウのキモのようです。酢が効いて臭みは消え、お醤油だけのさっぱりとした味わいでした。

鮫の料理の中で生の肝臓の料理を食べられるのは、やはり獲った人だけが食べられる珍味のようです。


会長の冨着さんと弟さん、船長の崎浜さん、金城さん、料理長の松田さん、山城さん(兄)たちと第1日目から珍しいお料理に囲まれ、延々とビールと焼酎を呑み、第1日目の夜はふけていきました。