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[松葉りんりんと淡路島黒岩水仙峡] 

国内有数の水仙の群生地が兵庫県淡路島の南淡町にあります。

南淡町立黒岩水仙峡といいます。ここには約500万本もの水仙が海沿いの傾斜地約700ヘクタールの広さに渡り自生しています。


 

2000年の2月、ここにりんりんが行きました。りんりんは2月のことなのでとても寒く、コートを着てのお出かけです。



黒岩水仙峡に入るには斜面の急角度を降りていくことになります。見ているとこのまま谷に突っ込んだらどうしようかと思うほど急な勾配な道でした。

1月を過ぎると水仙は咲き始め、2月になるともう満開です。りんりんは嬉しくて先頭に立って歩いていきます。海から吹き上げる風に乗り、水仙の甘い香りが水仙峡いっぱいに広がっています。


ここからは沼島が見え、海の水面は船の通った軌跡を残し、綺麗な模様を見せてくれます。周りには梅林もあります。


りんりんが驚いたことがありました。それは水仙峡の敷地の中に猿の檻がありました。檻の中にはお猿さんのファミリーかあるいはグループか、ひとつの群れが同居していてそれぞれが思い思いの行動をしていました。

人が来ると激しく反応し、牙を剥いて吠えるようなしぐさがありました。これにりんりんは驚きました。今まで見たことのないような脅迫観念にとらわれてすぐに尾っぽを下にさげ、とっさに後に逃げてしまいました。

りんりんは初めて猿を見たので、大変興奮しました。まず、りんりんには猿という動物が記憶の中に存在しないからです。猿はりんりんを見て、見たことのある犬だと思ったに違いありません。お猿さんはりんりん以外でも犬とは相性が合わないのです。世に言う犬猿の仲です。

 猿はりんりんを見ると声を立ててギャッギャと騒ぎます。りんりんはそれを聞いいて思わず尻尾を降ろして後ずさりして逃げてしまいます。10歩か20歩ほど逃げると、またそーっと檻を見てゆっくり近づいていきます。そこで猿がまた声を上げるとりんりんが慌てて逃げ出します。

  これの繰り返しを数回やりました。檻の中に猿は10匹近くいました。りんりんは初めて見る猿に大変興奮しました。怖いもの見たさで逃げ切りはしないものの、おずおずとゆっくり数歩進んではサルの反応を見つつ、いっぽうでは私の顔も「なにかあったら頼むよ」と言いたげな顔でチラッと支援を求めています。

この様子を見ていると、おかしくておかしくて好きな女の子にちょっかいを出してピシャッと叱られた男がまた未練たらしく女の子に近づいてはまたピシャッとやられる幼稚園児のような駆け引きでした。
 

肝心の水仙ですが、とても綺麗な白い群集を思わせます。

みなさん、車で行くときは狭い道での対向車と、細い道の急斜面にはくれぐれも事故のないように気をつけてください。