[シーズー犬、神ちゃん]　 松葉博雄の小学生の頃の恩師を訪ねてみました。

庭先には秋の漂いがチャバナが咲いていて、二階の物干し台には干柿が縄で繋がり、軒下にぶら下がっています。ついでに干柿の作り方を教わりましたので記載しておきます。

柿の皮をむいて干しているうちに、ハエがたかったり、カビが生えたりして清潔な干柿となりません。

そこでハエとカビの対処法は、柿の皮をむいた後、熱湯に30秒漬けて、すぐに取り出して冷めてから干せばハエも寄りつかず、カビも生えないそうです。

おうちにあがると、なんとりんちゃんそっくりのシーズー犬が出てきました。

名前は神(こう)ちゃんといいます。名前の由来は、神戸の方からいただいたわんちゃんで、神戸から来たから「神（こう）ちゃん」だそうです。

神ちゃんはメスで７才です。とってもよくなついて、すぐ私の膝の上にやってきて全然人見知りしません。

散歩に行っている時には神ちゃんを見て、「あ、可愛い」と言われるとすぐに言った人のところへ寄って行くそうです。しかし、犬好きと犬嫌いはすぐにわかり、誰にでも甘えて寄っていくわけではないようです。

りんちゃんとの比較をついしてしまいました。りんりんは人が食べているものはなんでも欲しがり、ニンジン、リンゴ、ミカン、スイカなど野菜でも果物でもお料理の品でも嫌いなものはありません。朝の野菜ジュースを作っている時には、ひょっとしてまな板から何か落ちるのではないかと、期待しながらじっと待っている熱心さがあります。

これに対し神ちゃんも、何か人が食べているとすぐそばまで鼻をつけ寄ってきます。しかしあげても食べません。

食欲があるのは元気な証拠と獣医の先生はこの夏言って下さいました。真夏の暑さに夏バテをし、食欲不振のワンちゃんは多い中でうちのりんりんは夏バテ知らずでしたから、きっと食欲が体力を維持したのだと思います。

神ちゃんの芸の中で変わっているのは、膝の上に座っていてその人に「好き好き」と言えば顔を膝に寄せて「好きですよ」というポーズがとれることです。神ちゃんはご主人夫妻の膝の上に抱かれてうっとりしている時が至福の時のようでした。

松葉りんりんはこんなこととは知らず、お家で早くみんな帰ってこなかなぁと待っていることと思います。