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[りんりん、奈義町「まつぼっくり」を再訪]
  〜 かわいそうな りんりんへのフォロー ・ 3日目 〜
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3日目の今日は、鳥取県との県境にある、黒尾峠にドライブに行きました。
途中、岡山県勝央町JR勝間田駅の近くにある「金太郎の銅像」がある街を歩きました。


りんりんの名前の由来は、”勇気凛々”から来ていますので、りんりんにも金太郎のように雄雄しく、力強く、しかも優しくなってもらいたいと思います。

黒尾峠では、「まつぼっくり」のお店でお昼をいただきました。
黒尾峠の岡山側の奈義町に「まつぼっくり」という飲食店があります。りんりんをキャリーバックに入れて入りました。

この店は、およそ10年前にこの場所にあった焼肉屋さんの跡地に作られました。


 お店のご主人は以前大阪でレストランを経営していたそうです。健康上の理由で、その後兵庫県の三田市にお店を移しました。

そのお店は今はお嬢さんに譲り、新たに自分の健康管理に合った土地を関西圏で探して、とうとうこの奈義町で見つけたそうです。

 この土地は水がきれいで、まつぼっくりの敷地にも水を引き、水車を回しています。

 「まつぼっくり」の名前は、外から見ると成る程と思う外形でわかります。
 周りは切り立った峰峰が連なり、ヒノキが山を覆い、霧が立ち込め、深い峡谷を感じ、幽玄の世界にいるようです。
冬には雪景色が楽しめるとのことでした。
このお店のおすすめ料理は鴨鍋定食(1500円)です。
寒い時には体も温まります。

 ご主人の話では、黒尾峠のトンネルを掘った時、トンネルの中に湧き水が出ました。この水を利用して黒尾峠の頂上部分の休憩所には水汲み場があります。沢山の湧き水を飲料用に供給しようと奈義町へ水の供給を申し入れたところ、奈義町ではいらないと断ったそうです。勿体無い話だと思いました。

 まつぼっくりは丸太で作られています。円形で天井も高く木の暖かみを感じさせてくれます。設計施工は神戸のポートアイランドにある会社にお願いして作ったそうです。

 芝生に囲まれたお庭と、美味しい自然の湧き水、季節の移り変わりを空や雲に感じ、時として訪れる顔なじみとなったリピーター客との談笑、これこそ健康のためにここに移り住んだ最大の成果ではないかと羨ましく思いました。

 まつぼっくりの皆様へ、また訪れますのでよろしくお願いします。

2泊3日の小旅行でした。その間、りんりんは大好きなお姉ちゃんとずっと一緒だったので、これまでの留守番ばかりの穴埋めが少しでも出来たと思います。

りんりんには旅の思い出や、楽しかった記憶などは残るのでしょうか。一つ一つの仕草には、その時、瞬間に感じた「真実の瞬間」は現れていると思います。


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