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沖縄朝日会でいただいた球根 （何の球根かと思っていたら…）

2005年４月24日、沖縄の朝日会でもらってきた球根を水栽培して越冬していました。

この球根は朝日会のテントの外側にある流し台のそばにいくつかあった球根を、「この球根はなんですか？」と尋ね、咲かしたらわかるという答えをいただいて持って帰ったものです。

何が咲くのか楽しみにしていました。寒い真冬のときは、室内に入れ、水が絶えないように継ぎ足しながら育ててきました。

2005年の年が明け、春になってくると、芽が少し出てきて、そして温度の上昇につれてグングン伸びてきました。

とうとう花が咲きました。「咲いたらわかる」と言われたとおり、わかりました。

これは、百合です。しかも、これまで見たこともないタイプの百合の花です。

内側の三角形になっている花弁３枚と、外側の花弁３枚が、重なり合って、ちょっと見た目には６枚の花弁に見えます。

芽が出て、葉が花菖蒲のように細長く伸びてきたときは、百合の花とは思いませんでした。

この沖縄の百合の花が、神戸の我が家で咲くまでにはいくつもの選択肢が重なり合い、2005年4月に見事に花開くことができました。

選択肢とは、まず、松葉博雄が沖縄に行くこと、そして朝日会に行き、球根に興味を持ち、持ち帰り、水につけ、楽しみにして花を咲かせようとしたこと…これらの沢山の選択肢が偶然にも一致して、今日の皆様へのデビューとなりました。ごゆっくりご鑑賞ください。