こちらのページは新しい松葉博雄のブロ
グページに移動
します。
移動しない場合はこちらから
2004年12月の花
2004年12月19日に、昨夜は三宮のセンタープラザ19階の東天紅でわが社のの慰労会があったため、お酒を飲んだので車の運転ができなくて、今朝は歩いて会社に行くことになりました。
阪急六甲のあたりは初冬というよりは秋の感じで、暖かい陽のあたる坂道を駅に向かいます。
家の周りのプランターや、垣根の中にも12月の花が季節を表していることに気がつきました。
まず気がついたのは山茶花(サザンカ)です。
小学校の時によく歌った「サザンカサザンカ」と口ずさみました。
この歌は「サザンカの歌」だったのか、それとも「焚き火の歌」だったのか、「落ち葉焚き」の歌だったのか、ずーっと坂道を歩きながら考えを巡らしました。
さて、どちらだったのか。会社に着いて、今は便利なインターネットでの検索で探してみたところ、「焚き火の歌」であることがわかりました。
これを、曲当てクイズで出題すればきっと皆さん間違ってボタンを押してはずれてしまいそうな難問のように思いました。
曲は聞けば分かるんだけど、名前が分からない、あるいは、曖昧である、というような曲はほかにもありませんか?
ありました。ありました。誰でも知っている曲ですけど、『おたまじゃくしはかえるの子、なまずの子ではないかいな…』この曲名は何でしょうか?
まさか、「おたまじゃくし」とか、「なまずの子」なんて言わないでくださいね。これは、立派な由緒正しい曲なんです。その名はなんと、「リパブリック賛歌」なのです。
詳しくは、ここをクリックしてみてください。
山茶花は満開もあれば蕾もありました。
満開の山茶花は、八重桜のように花びらを二重、三重にして冬の寒さに厚手の襟巻きを巻いたような暖かさを感じさせてくれます。
薔薇の花かと見紛うばかりの山茶花もありました。
この花はなんでしょうか?お正月によく出てくる門松と一緒に玄関先に植えていることがよくあります。キャベツのような何重にも葉が重なりあい、そこに色と模様の変化があります。
花キャベツでしょうか?
正解は、葉牡丹でした。
プランターの中には、もう春の準備のスイートピーの苗が20cmほどは伸びて、間もなく支柱が必要なぐらいの育ち盛りになっています。
スイートピーはマメ科の植物ですから、連作はうまく行かないはずなので、土の入れ替えはしているのかなぁと思いました。
畑でスイートピーを作っていた時は、石灰を蒔いて、土を中和したような記憶があります。
パンジーの花がプランターの中から覗いています。パンジーは育てやすいので、プランターには定番です。
名前が分からないですが、小さな花でも笑顔一杯にしたような可愛らしい花がありました。
阪急六甲道まで歩いていくと、八幡神社がすぐ側にあります。
もう枯葉がすっかり風に散り、そろそろ枝だけの寂しい冬景色になりつつあります。
命には終わりがあり、朝日は夕日になります。今年の春に新しい根が出て、若葉となり、新緑に映えていた緑樹も、12月の今は一風の風にさえ枯葉となって飛び散りそうな弱々しい葉が枝になんとかつかまっているように寂しく思いました。
しばらく木枯らしの吹く冬が1月、2月に待っています。
この寒い冬を乗り越えると、さっき見たスイートピーは新しい花を咲かせてくれるのでしょうか。八幡神社の枝葉もまた新緑に満ちた輝きを見せてくれるのでしょうか。
花や木が持っている体内時計の正確さには驚かされます。
|