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バナナの成長
沖縄の本島、石垣島、西表島から持ち帰ったバナナの苗木は、鉢に植え、保温に気を付け、なるべく太陽が当たる窓際に置いて育ててきました。
当初の予想に反し、神戸の冬にも耐え、小さな鉢にも根を張り、5鉢のバナナは順調に成育しました。
沖縄で見るバナナは群生し、幹も太く、高さも5メートルを超える大樹となっています。鉢で育てた神戸のバナナも、オフィスの天井まで届き、窮屈そうになっていました。
もしかするとバナナの実が、バナナの房ができるのではないかと、一時は期待しました。しかし、実が成るまでに成長させようとすれば、天井をもっと高くしなければならず、残念ながら上部を切り払いました。
バナナの茎の周りから新しい芽が出てきて、世代交替が自然に始まる事がわかりました。
バナナの親父の樹が「もうアカン」と思ったら、ちゃんと息子が出てくる準備をしていて、竹の子のように若芽が顔を出しています。
どうしてバナナには自分の置かれた環境が分かるのでしょうか。そして、どうして環境に適応する能力を持ち備えているのでしょうか。
マーケティングの研究は「主体と環境の適応」について考察することがあります。沖縄から持ち帰ったバナナの木からマーケティングの研究テーマと同じようなことが考察される事に驚きました。
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