一度は行ってみたい 沖縄宮城(みやぎ)島 絶景シヌグ堂バンタと果報バンタ
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一度は行ってみたい 宮城島のシヌグ堂バンタ 台地に広い畑が広がっていました。 第173回沖縄訪問(1)
海中道路を通り宮城島へ
一度は行って見たい 沖縄の有名な観光地の一つに、海中道路があります。
勝連半島の先に平安座島、宮城島島、伊計島、浜比嘉島の離島が道路と橋でつながりました。
海を埋め立てて、道路を作ったのです。
今の時代なら環境破壊でとても許されないと思いますが、石油備蓄基地を作る目的があったから海中道路ができたようです。
海中道路を通って宮城島に渡りました。
普段は宮城島は通過するだけの島ですが、今日は宮城島を探訪していました。
宮城島には台地があった
宮城島は驚いたことに、島の頂上部分は平らな台地になっています。
しかも、かなり広い台地です。
そこには、広い畑が広がっていました。
畑に植えられている作物は、主にタバコでした。
沖縄は、各地で水に苦しんでいた島でした。
その中で、宮城島には水が湧き出る場所がいくつもあり、台地の畑にも農業用水がふんだんに供給されていました。
宮城島の台地に上がってみて、初めて見たのは平らな区画された農業用地と、沢山の水がたまっている農業用のため池です。
この近くには、土地区画整備の記念碑も建っていました。
これだけたくさんの水に恵まれて、土地が平らだと農業には向いています。
グーグルマップで宮城島を海岸線のほうから見てみると、宮城島の頂上部門は平らな台地であることがわかります。
宮城島には葉タバコの畑がいっぱい
畑には葉タバコが栽培されていて、タバコの茎の先には、タバコの花が咲いていました。
近くに行ってたばこの茎を見てみると、ほとんどの茎から伸びている花は、切り取られていました。
タバコの葉の成長には、花が咲くと養分を余計なことに分散してしまうので、摘み取っているようです。
以前にタバコが専売制度で管理されていたときは、たばこの葉一枚でも、外部に流出しないように、厳重に管理されていたようです。
今タバコの葉は、過去のように厳重に管理されていません。
傷んだタバコの葉は、畑の隅に集められて、うずたかく集積していました。
宮城島で有名な場所は、ぬちまーす観光製塩ファクトリーです。
高台から見ると、ぬちまーす観光製塩ファクトリーは、海辺の方向にありました。
これまで素通りしていた宮城島には、こんな素晴らしい景色があったのです。
見つけた シヌグ堂バンタ
宮城島の山頂部分の畑をドライブしていると、こいのぼりを立てている公園がありました。
シヌグ堂バンタです。バンタとは断崖のことです。
整備された公園になっています。石碑には琉歌が刻まれていました。
『高離島や 物知らせどころに 物知やへたん 渡ちたはうだ』
ゴールデンウィークは、沖縄の島々にユリの花が咲くころです。
この公園にも、あちらこちらで白いユリの花が咲いていました。
公園には、こいのぼりがたくさん吊られていて、5月の風に鯉が泳ぐように、空になびいていました。
宮城島を通る車は多くても、この山頂部分に上がってくる人は、ほんのわずかです。
とてもいい景色で、静かな場所です。
宮城島はまだまだ隠れた場所があります。
次は村の集落のほうに行ってみます。
2019年5月2日(木)
宮城島に、ぬちまーす観光製塩ファクトリー(製塩工場)が見えました。
龍神風道(リュウジンフウドウ)とは、ぬちうなー敷地内で最初に発見され、最もエネルギーの通りがよいパワースポットです。
宮城島には製塩工場が
ぬちまーすとは、沖縄の美しい海水100%(宮城島)から世界初の常温瞬間空中製塩法から生まれた、海洋成分の種類が豊富な海洋成分海塩です。
遠くから、ぬちまーすの工場となる建物を見ると、まるでホテルです。
車をぬちまーすの工場に停めて、付近を散策してみます。工場見学から始まるのが普通ですが、景色を先に見るために、高い所に上がっていきます。
ハブにご用心
途中で、ハブの注意書きが書かれた看板を見つけました。
「ハブにご注意下さい。
散策路から外れて、茂み内に入ったり、岩の隙間に手を入れたりしないよう、お願いします。
※ハブは臆病で、ハブから人間に向かってくることはありません」
しかし、1月のこの時期は、ハブは冬眠中で、まず心配はありません。
もとは、人の入れない、断崖だった所を切り開いて、道を付けています。今も少し、名残があります。
こちらに行けば、きっと海が見えると思って、小高い丘を上って行きます。
絶景かな、絶景かな
小高い、展望台のような所に上りつめると、とても綺麗な景色が広がっていました。
目の下は、ロープを使ってでないと、降りられないような絶壁で、その下は、迫りながらも綺麗な砂浜が見えます。
ここに行きたいねと、道を探してみましたが、上から降りるのは難しいのです。
ここなら、きっと、珊瑚礁が残っていて、その珊瑚の周りには、たくさんのまばゆいばかりの熱帯魚が、泳いでいるように、目に浮かんできます。
ここの浜辺に行くには、船を使って、回り込んで来る方法しかないようです。
だからこそ、人の手垢のついていない、自然のビーチが残っているように思います。
向こうに見える小さな岬のようなところは、昔の石切場の跡のようで、石を切り出した形跡が残っています。
片山正喜さんがいうことには、「松葉さん、あの石切場の跡を買ったらどうですか?あそこなら、素晴らしい別荘が建つよ。」
と、励ましてくれても、絶対奧さんは許さないと思います。
先日、テレビの報道で見た、米国海軍の貨物船座礁事故は、ここから見えるはずです。
橋で繋がっている小島が浜比嘉島で、それよりも左にあるのは、津堅島です。
津堅島の沖合に座礁した、アメリカ海軍の大型貨物船『SGT MATEJ KOCAK』(全長250m、4万9千トン)が、かすかに見えています。
とにかく、素晴らしい絶景です。こんな所で、お弁当を食べたり、こんな所でビールを飲んだり、こんな所で音楽を聴きたいものです。
これまで、島を通り抜けていただけでしたが、道がついたので、ここまで来る事が出来ました。
遙か向こうに見えるのは、伊計島と、伊計島ホテルです。
展望台から戻り、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの見学に戻ります。
期待していた、塩が出来る瞬間は、扉が閉じていて、中を見ることはできませんでした。
果報(かふう)バンタ
ぬちうなー敷地内の、心地良いスポットの案内でした。
龍神風道(リュウジンフウドウ)
2009年5月、ぬちうなー安全祈願のお祓いを御願いした際、神主さんから「近くにとても強いエネルギーを感じます」と教えて頂きました。
ぬちうなー敷地内で最初に発見され、最もエネルギーの通りがよいパワースポットです。
沖縄では海の神様は龍宮神です。
その龍宮神のエネルギーが、龍神風道を入り口として、末広がりにぬちうなー敷地内に入ってきます。
ここから木々の合間を通してやや右方向には、宮城島のお隣で神様(シルミキヨ、アマミキヨ)に縁のある浜比嘉島、その先に沖縄の聖なる島と言われる久高島が一直線上に並びます。
特に心と体の健康、元気になりたい方、病後の方、新しい何かに挑戦される方、人生をパワーアップしたい方に最適なスポットです。
この心地良い風を感じ、エネルギーのお福分けをいただいて下さい。
と記載されていました。
果報(かふう)バンタと書いている看板を見つけました。
説明の看板を見てみると、果報バンタとは、2011年3月30日、長野県の伊那食品工業株式会社の取締役会長 塚越寛さんが命名したそうです。
「幸せ岬」という意味の沖縄言葉である「果報(かふぅ)バンタ」だそうです。
藍色、コバルトブルー、エメラルドグリーンと繋がる青のグラデーションも美しい壮大な海を見ていると、身も心も浄化され、幸せな気持ちになります。
眼下の「ぬちの浜」では、満月の夜にウミガメが産卵に訪れるそうです。