恩納村から日帰り海水浴 古宇利島のチョウチョウウオが泳ぐビーチで海水浴 孫のリッキィー君は大喜び

古宇利島(こうりじま)には熱帯魚の泳ぐ、名もなきビーチがありました。第154回沖縄訪問(8)

国民の税金でかけられた古宇利島大橋

古宇利島(こうりじま)は長らく離島でした。

本島と古宇利島を古宇利島大橋が結んで以来、

渡るのがとても便利になりました。

橋を架けるための費用は、税金から出ています。

その投資の効果を得るのは、

地元の住民の方が中心です。

そうすると住民の方は、ほぼ無償で得られた橋の効果を、

どのように納税者に還元するのでしょうか?

その状況を見てみたいと思います。

恩恵を受けている地元古宇利島の民宿

古宇利島に入ると、

すぐ橋のそばに民宿が経営する海の家があり、

海水浴場が広がっています。

以前からの民宿の経営者は、

大きな恩恵を受けているように見えます。

では、還元はどのように出来ているのでしょうか?

古宇利島大橋の付近は玄関口で、

ここでは一番奥の海水浴客が集まっています。

昔の古宇利島が残っている浜辺

混みあったビーチは見送って、

まだあまり汚染されていない、

昔の古宇利島が残っている浜辺を探して、

片山正喜さんが運転するレンタカーは、

島をぐるぐる回っています。

やっと見つけた場所がありました。

入り口がハッキリと明示されていない、

ビーチへの入り口です。

古宇利島のあちらこちらに、

無秩序に、営業目的の民宿や、

個人の別荘が山肌を削り、

畑を埋めて作られています。

見つけた浜辺にはすでに沢山のパラソルが並んでいて、

すでに海水浴客には知られた場所のようです。

こちらの多くの人が集まる海水浴場には目もくれず、

もっと地元の人達が古くから慣れ親しんでる、

無名の海水浴場を探し当てました。

 

とけい浜と、その隣の 名もなき砂浜

それは、とけい浜と、

その隣の名もなき砂浜です。

ここはまだ、

昔の古宇利島が残っているような浜辺です。

海辺の近くに荷物置き場を見つけ、

シュノーケリングの準備を始めます。

シュノーケリングの指導役は、

今日も元潜水士の片山正喜さんです。

孫のリッキィー君は、片山正喜さんの前ではわがままも言わず、

実に優れた研修生になっています。

孫の周りには、お父さんと、

そのまたお父さんの松葉博雄の3人体制で、

孫のガードにあたっています。

昨日の学習効果で、

孫のリッキィー君はシュノーケリングをすぐに開始できそうです。

これなら、足の届かない

沖の深い方向に向かっても大丈夫のようです。

私は小学校に上がる前の幼い時から、

大人に混じって瀬戸内海で泳いでいました。

当時は水中眼鏡やゴーグルがない時代で、

海水の中で目を開けると目が痛くて痛くて、

なるべく目を開けないで泳いでいた時代でした。

浜辺から離れて沖に行くほど、

お目当てのキレイな熱帯魚が沢山見られます。

水中マスクを使って熱帯海水魚を見る

ここは魚の数が多いようです。

孫のリッキィー君は、

水中マスクを使って熱帯海水魚を見る事が出来ています。

こんなキレイな水と海水魚を見れば、

もう顔は海の底ばかりに向いています。

ゆっくり海中を見ながら、

魚が多い方向に孫を誘導していきます。

チョウチョウウオを求めて

深いところに行くと、少しずつ、

チョウチョウウオが見られるようになりました。

少しでも、たくさんのキレイな魚を孫に見せてあげたくて、

親・子・孫の三代が、同じ気持ちになって、

チョウチョウウオを求めて、

キレイな古宇利島の珊瑚礁を周遊しました。

古宇利島の浜辺から少し沖に出て、

リーフに向かって孫を誘導していきます。

孫のリッキィー君は、足の届かない海の深さを怖がっていません。

リッキィー君は、極的に、もっと深いところへ

もっと魚が沢山いるところへ行きたがっています。

500mほど先に珊瑚礁の端があり、

そこは白波が立っています。

この珊瑚礁の中であれば、比較的安心です。

いました。あれがムラサメモンガラです。

好奇心の強い魚で、ムラサメモンガラの後に付いていくと、

一旦逃げたムラサメモンガラも、

ちょっと一時停止して、まだ着いてきてるかな?と、

こちらを見る事があります。

嫌だ嫌だと逃げるお嬢さんを、

追いかけている坊ちゃんのようです。

つまりお嬢ちゃんも、

まんざらではないと言う事でしょうか?

500mほど先に珊瑚礁の端があり、

そこは白波が立っています。

この珊瑚礁の中であれば、比較的安心です。

リッキィー君、水族館で見るような熱帯海水魚を見せてあげたくて、

もうそろそろ潮が満ちてくるので、

この辺りで折り返して、

もとの浜辺に戻ろうと思います。

海の遊びは、その後が大変です。

真水で身体を洗わないと、ベタベタと潮が抜けません。

この浜辺には民営の海の家があり、

シャワーは一回300円で利用出来ます。

しかし海の男片山正喜さんは、

ちゃんとペットボトルとタンクに真水を用意していて、

こんなところで300円使う事はないと、

強い意志を持っています。

2015年8月13日(木)


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