さんプラザ センタープラザビルは神戸市が大株主です。社長は神戸市から派遣されています。 フロアがフロアが明るくなった さんプラザビル3階フロア、10年に及ぶ要望が叶って照明工事完了

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フロアが明るくなった さんプラザビル3階フロア、10年に及ぶ要望が叶って照明工事完了フロアが明るくなった さんプラザビル老朽化対策 3階の老朽化

フロアが明るくなった 10年に及ぶ要望が叶って照明工事完了

さんプラザビルは1970年に建てられたので、

今年2020年は、さんプラザビル竣工50年目にあたります。

1966年神戸市三宮市街地改造事業で計画決定され、1970年に竣工しました。

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さんプラザビルは、当初は10階建でした。

老朽化が際立ったのは1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きてからです。

阪神・淡路大震災で8階部分が圧壊したため、

上層階が取り除かれ、現在は地上6階+地下1階で営業しています。

地下1階には飲食店街で、地上1~2階は小売店です。

3階は医療機関や消費者金融が多く入居しており、

4~5階は駐車場になっています。

震災の影響で上層階は取り壊して、

今は店舗部分は3Fまでになっています。

震災で大きく傷ついたさんプラザビルは、

震災直後の区分所有者集会では、取り壊して、再建すべきか、

最低限の補修をして、引き続きビルの再開をすべきか、

多数決で決めることとなりました。

採決の結果は、直ぐにでもビルを再開すべしという意見が多数でした。

震災の修復 3階は後回し

さんプラザビルの震災復興の修復は、1階、地階、2階が優先されました。

3階のフロアは集客数が少ないことから、改装は十分にできていません。

天井の照明は暗く、床は劣化したままでした。

そこで、管理会社のさんセンタープラザへ、

照明を明るく、床を綺麗にしていただきたいと長年申し入れをしていました。

フロアーが明るくするには、財源が無い

マンションや、集合住宅では、将来の修理のため、積立金を貯めています。

さんプラザビルでも、修繕のための積立金がありました。

さんプラザビルの管理会社には、

さんプラザビルのテナントから預かっていたビル修繕費の積立金がありました。

ところが、高層階のテナントが、電気、水道、共益費などを未払したまま、

震災で高層階は崩壊して、店舗が無くなってしまいました。

管理会社はビル上層階のテナントが作った

未払金およそ3億円を積み立金を穴埋めにせざるを得なくなったのです。

これで、補修のための財源が無くなってしまいました。

そのため、さんプラザビルの修繕費は、

なかなか予算計上できない状態になっていました。

管理会社はビル上層階のテナントが作った

未払金およそ3億円の積み立金を穴埋めにせざるを得なくなったのです。

フロアーを明るくして下さい、10年前から要望していました

汚れて暗くなった天井には、古い蛍光灯が少しついていて、

3階のエスカレーター付近はとても暗い状況でした。

天井全体を綺麗にしてもらうともっと良くなるのですが、

蛍光灯の取り換え工事がやっとのことです。

3階フロアが明るくなった

およそ10年に渡る要望が、この度やっと叶って、

照明工事で実現できました。

蛍光灯を取り換えて灯りが点くと、

3階のエスカレーター付近の吹き抜け部分はとても明るくなりました。

わずか照明機器を変えるだけで10年もかかったのですが、

明るくなってみると、とてもとても環境が良くなりました。

フロアが明るくなった 3階が明るくなった

3階には近年アニメイトが店舗を開設したため、

若い方を中心とした大勢のアニメファンの方が、

エスカレーターを使って3階へ上がって来られています。

照明が明るくなったことで、心理的な効果があがるかもしれません。

もし、震災前の積立金の三億円がさんプラザビルの美化の為に、

使えるような管理がされていたら、照明を変えるだけの工事より、

もっと質の高い改装が出来たと思います。

そう思うととても残念ですが、しかし薄暗かった3階は、

10年の要望を得てやっと明るくなったことに感謝です。

3階西側のエスカレーター部分にはマゼラン広場があって、

吹き抜けの天井からは太陽の自然光が届くようになっていますが、

実際そんなに明るくありません。

下の写真は、フロアの照明工事前の写真です。

下の写真は、フロアの照明工事後の写真です。

明るさが違います。

さんプラザ センタープラザビルは神戸市が大株主です。

さんプラザビルをどのように管理して、綺麗に美しく、

買い物客に心地良い買い物を提供できるかどうかは、

神戸市のビル経営の考えに依存しています。

神戸市事態が阪神淡路大震災で傷ついて、

大きな復興の為の負担をしてきたので、

さんプラザビルだけに予算を回してもらうことは難しいかもしれません。

神戸と並ぶ地方の主要都市、福岡、広島、大阪、

京都、名古屋、横浜などに比べて、神戸の都市政策は、何歩も遅れています。

兵庫県の中心は神戸で、神戸の一番の繁華街はセンター街です。

そのセンター街の中心的な建物はセンタープラザビル、

さんプラザビル、さんプラザビル西館の3つのビルです。

これらが震災の後、傷ついたまま十分なケアがなされていません。

さんプラザビルも50年経過したので、

ビル全体にはいろいろな面で不都合なところが出ています。

ビル自体の集客力が低下しているのです。

フロアが明るくなった お客様が増えますように!

天井の蛍光灯を一部取り替えただけで、

解決できた問題ではありませんが、他の都市に比べると、

繁華街の美化が遅れているように思います。

蛍光灯を取り換えて明るくなったので、

3階に上がってくるお客様が、

この明るくなった効果を認めていただけることを期待します。

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2020年2月1日(土)