友達をつくる 秘訣は愛着行動 自分自身への脅威を自ら取り除く。
投稿No:8246
友達をつくる 愛着行動理論
友達をつくる秘訣
淡路市大磯の地区で、親しくしていただいている近隣の方がいます。
親しくなったのは、私と奥さんの方から声掛けをしたことがきっかけです。
自己紹介をして、宜しくお願いしますと言えば、私に対する脅威は消えました。
後から参入した土地で、友達を作るには秘訣があります。
ボウルビィの愛着行動
人は、自分の方から声掛けをして、寄り添わなければ親しくはなりません。
ヒトは選択により進化しており、ヒトの社会的行動は、個体が生存しやすくなるように機能しているようです。
よちよち歩きの幼児が、見慣れた人の近くに留まろうとするのが愛着行動です。
愛着行動は初期の環境適応に際して、安全さを増す利点があります。
ボウルビィは愛着行動は、見知らぬことや一人にされることや、急に近づかれることなど、危険を引き起こすかもしれない状況を察知する能力を高めるという生存上の利益があるとしています。
ボウルビィによれば、脅威に際して対象者に親密さを求めることは、愛着行動システムが設定した目標であるとしています。
ご近所との愛着行動
近隣の皆さんとの関係においても、愛着行動の理論が当てはまります。
後から参入した人は、地元に以前からいる人に対しては、この人はどんな人なのか不明と認識されて、脅威と捉えられることは想像できます。
この場合、新規参入者の方から、地元の人に愛着行動を示せば、地元の人の脅威の認識が変わる可能性があるのです。
愛着行動として、新規参入のこちらの方から声掛けをした結果、ご近所の方と親しくしていただけました。
友達ができることで得られるメリット
1. 楽しいことや辛いもとも共有できる
2. 自分と違う価値観を得ることができる
3. 自分の知らないことを知ることができる
4. 新しい知識が増える
1. 楽しいことや辛いことが共有できる
その結果、ご近所の方と会話が始まり、所有物の交換に発展しました。
近くの畑では、ご近所の永山さんが菜園で沢山の野菜を栽培しています。
50坪くらいの土地を有効活用して、野菜を始め、季節の花を植えています。
春になると、フリージアの花が咲いてとても綺麗です。
以前に、永山さんからフリージアの球根を頂いて、大磯の庭に植えました。
永山さんが畑仕事をしていると、なんとなく人が集まってきます。
自転車に乗って集まってきたのは、渡舟食堂の小橋さんです。
井戸端会議のような、話になりました。
年代が近いこともあって、楽しい話や、年取って起きる辛いことの話が弾みました。
私の奧さんも仲間に入って、いわゆる井戸端会議が始まりました。
話題はまず健康管理についてです。
どこそこが痛いとか、どんな薬を飲んでいるとか、整体はどこの先生がよく治すとか、健康に関する話から始まって、次は食べ物の話です。
2. 自分と違う価値観を得ることができる
淡路島はもう、40年にわたり通ってるので、美味しい店もほとんど同じ名前が出てきます。
新たにここが美味しいから、行ってみたらどうですか?という期待がありましたが、特に素晴らしいお店の名前が出てきました。
話していると、行きたいお店に関して、価値観が違うことを感じました。
それは、新しいお店、値段と満足度との効果、寛げるお店、記念日に利用するお店、景色が良いお店、自慢したいお店、安くて美味しいお店、和食、洋食、中華、麺類など価値観の違いを感じました。
3. 自分の知らないことを知ることができる
永山さんから、知らなかったことを教えてもらいました。
永山さんの畑では、苺も植えています。
苺はどんどん増えて、沢山の花が咲いて、苺の実がなっていました。
苺の地植えには、なめくじが寄ってきます。
それを防ぐ為に、苺の畝には米ぬかとか、籾殻を敷くと、なめくじに付着するので、ナメクジは嫌がって近づかないそうです。
ナメクジは避けても、野鳥はやってきます。
美味しくなった頃、野鳥がやってきて、苺をついばむのです。
これには網をかけて対応します。網をかけていれば、野鳥は近づきません。
聞くと、なるほどと思う知識でした。
4. 新しい知識が増える
淡路島には、キンセンカの花があちらこちらに咲いています。
キンセンカの花は、仏壇によく供えられる花です。
永山さんは、話している間でも、手を休めずに、菜園のお世話をしていました。
今、菜園で一番収獲が多いのは、エンドウです。
スナップエンドウがちょうど収獲時なので、永山さんから袋一杯になるほど、沢山のスナップエンドウとお多福豆を頂きました。
お多福豆は、皮ごと網に置いて焼くと、旨く焼けます。
皮を剥いて、オタフクの豆に少し塩をかけて頂くと、ビールのあてにとってもいいのです。
大磯の埋め立て地区には、イノシシがやってこないので、安心です。
少し山側になると、収穫時期になると、イノシシがやってきて、食べられてしまいます。
このほかに、野生のラスカルもやってきます。
ラスカルは、西瓜が好きで、西瓜が熟れると、食べ頃が分かるのか、ちょうど美味しいころやってきて、小さな穴をあけるだけで、上手に中のスイカを食べてしまいます。
50坪くらいの菜園があれば、自分の家の野菜は賄えます。
そして、他の方に差し上げるほど、沢山収獲出来ることもあります。
これから準備しているのは、胡瓜・ナス・トマトなどの夏野菜でした。
段々日照りが強くなると、日中に畑仕事をすると、熱中症になりかねないので、朝早くか、夕方に菜園をする時間は変わってくるそうです。
これから、菜園を始めようと思っているとき、永山さんから、知らなかった知識をいろいろといただきました。
まとめ 友達をつくるには
友達をつくるには、アタッチメント理論が有効です。
愛着理論の通り、自らが脅威でないことを示して、声掛けをしていけば良いのです。
さんプラザコンタクトのHPも ぜひご覧ください。