新聞報道の感想 サブスクリプションとは?意味やメリット・デメリットについてご紹介します

投稿No:8083

新聞報道の感想 朝日新聞にメルスプランの紹介記事がありました。

新聞報道の感想 定額制サービス Subscription

定額制サービスの仕組みが注目されていますが、定額制にはメリットとデメリットがあります。

利用者のメリットは

1.多く使う者にとっては割安となる。

2.利用毎の支払いの手間がなくなる。

3.料金を気にせず利用できる。などが挙げられます。

一方では利用者のデメリットもあります。

1.サービス内容の変更があった時、変更を受け入れざるをえない。

2.利用者自身がサービスに飽きても定額期間中は支払いがつづく。

3.利用開始時にまとまった金が必要である。

4.契約時に個人情報を求められる機会が多い。

5.サービス利用に過剰に時間を費やして生活に悪影響を及ぼす惧れがある。

定額制がビジネスシステムとして普及していくには、事業者のメリットがあります。

事業者のメリットは、

1.計画的な収益予想が立てられる。

2.収入が平均化される。

3.顧客のを囲い込みができる。

4.投資を計画にできる。

事業者にはメリットばかりではありません。デメリットもあります。

事業者のデメリットは、
1.類似した定額制との差別化が難しい。

2.定額制のシステム変更が難しい。

参考資料 定額制 ウィキペディア(Wikipedia)

所有から利用へ意識変化

市場にはモノが溢れて、モノが売れない時代になっています。

その背景には、少子化と高齢化による人口構成が変わり、活発な消費者年齢が減少しています。

製品開発が高度になり、安くて高機能な商品が市場に溢れて買い替えが滞る傾向にもなっています。

音楽、テレビ、映画などデジタル系のサービスでは、沢山のソフトウエアーを所有しないで利用するサービスがいち早く登場してきました。

定額制の料金で自由にサービスを受けられる継続課金型の「サブスクリプション型ビジネス」の登上です。

これまでは、対価を払って商品を購入し、所有することが当たり前でした。

これに対して、定額課金の契約をして、いろいろなサービスを利用する方法は所有から利用への意識変化が起きているのです。 

社長ブログ 定額制サービスの広がり

2019年1月25日の社長研究室のブログ記事は、定額制(Subscription)の広がりの記事を書きました。

我が社では2010年から定額制コンタクトレンズのメルスプランに取り組んでいます。

定額制サービスを推進してみると、会員の皆様から好評でした。

こんな優れたシステムは、きっと普及すると思っていました。

2015年頃から定額制会員システムは私達の身の回りに広がってきています。

Subscription 定額制の広がり

デジタル時代になって全てWebで繋がり、これまでの製品を売ることからサービスを売る顧客中心のビジネスになってきました。

企業は顧客の利用状況を把握できるようになりました。

このような背景から定額制のビジネスが広がってきています。

顧客は所有から利用へと意識が変わっています。

企業は販売から継続的なサービス提供へと意識を変えなければなりません。

顧客との関係性は、長期になります。

そこで、ビジネスの基本は

①顧客に感謝する

②顧客を褒める

この二つで顧客と良好な関係を継続することが求められるようになりました。

新聞報道の感想 朝日新聞掲載記事 「満喫 月定額制」

2019年2月6日付朝日新聞の記事によると、「満喫 月定額制」という記事がありました。

毎月決まった額で、物やサービスを使える定額制のサービスが広がっていると紹介されています。

定額制の広がりは、自動車や、ファッション、音楽、などに広がっています。

トヨタ自動車では、毎月の料金を払えば、好きな車を一定期間借りられる新しいサービスが始まっています。

日産自動車も今年1月から定額サービス「クリックモビ」を始めました。

洋服レンタルのエアークローゼットでは、月会費を払うと、高級ブランド服やが届くプランがあります。

食品産業では、首都圏のラーメン店で毎月会費を払えば、一日一杯のラーメンを食べられるサービスがあります。

喫茶店の場合は一定会費で珈琲や紅茶が飲み放題になるサービスがあります。

メニコンのメルスプラン

コンタクトレンズのメニコンでは、メルスプランが記事に紹介されていました。

毎月1,800円の会費を払えば、傷や汚れがついたら追加料金無しでレンズが交換出来るメルスプランの紹介記事でした。

メルスプランの場合は、実会員数は150万人にまで増えてきています。

これまでのコンタクトレンズをその都度購入する方法から、レンズ代を払うのではなく、視力回復のサービスを利用する方法へと意識が変わって来ています。

レンズの規格、種類変更も自由です。

全国の2000店舗の加盟店で、レンズの供給を受けることができるので、転勤、転居、出張などでもサービスが続けて受けられます。

新聞報道の感想 定額制サービスのまとめ

ますます広がるサブスクリプションのシステムは、自動車、洋服などに広がっているので、そのうちマンション、住宅、旅行、飛行機などの利用にも広がるかも知れません。

2019年2月6日(水)