年末年始特別企画:2016年10月アクセス数1位:丹波の黒枝豆

丹波の土地は、秋になると寒暖の差が激しくなり、黒豆が育つには、絶好の気候の土地です。
このときに、ぴったりなのが、小豆黒豆、栗、などの和菓子の材料です。
甘党にはたまりません。
しかし、辛党にも楽しみがあります。
それは、丹波黒豆の枝豆です。
この丹波黒豆の枝豆はビールのあてにぴったりなのです。
毎年10月になると、黒豆の解禁日には、京阪神から沢山のひとが集まって、黒豆を求めていきます。

丹波篠山へ黒枝豆を求めて(2)

丹波市から地道を通って、篠山市に通じる道路を走っていると、篠山市に入ってすぐの場所に栗柄地区があり、栗柄地区営農組合の作業所がありました。

入り口には、黒豆販売中の幟がいくつも立っていて、ここで黒豆を売っている事が分かりました。

営農組合のおじさんの言うことには、「篠山市でも、栗柄地区は寒暖差があり、水も良く、日当たりも良く、この辺りの黒豆が一番美味しいんよ」と、お国自慢を聞かせてくれました。

有るところには有るようで、栗柄営農倉庫には、収穫したばかりの黒枝豆が倉庫にいっぱい集められています。値段も今日の中では一番の安値です。

ここが、求めていた枝豆の「まさか」でしょうか?

地方発送も沢山受けているようで、発送伝票が山積みです。生の枝豆は、収穫後なるべく早く食べた方が美味しくて、冷蔵庫に保存しても2日以内には食べた方がいいようです。

この後、篠山市の川北地区に来ました。この辺り川北黒大豆枝豆は、生産者の意見では、一般に出回っている枝豆とはひと味もふた味も味が違うそうです。食べた瞬間「うまい」と口に出る程美味しいそうです。

川北黒枝豆は、篠山全域の生産量が750トンに対しわずか20トンで、篠山全体の2~3%という貴重な黒大豆と言われています。

この川北地区に、美味しそうな魚料理屋さんがありました。ちょうどお昼時だったので、中に入ってみます。

丹波篠山はデカンショ節で歌われているように山の中ですが、その山の中に海水の生簀がありました。

個室があり、個室でお昼を頂きます。周りの部屋はどの部屋も満室で、相当な人気店のようです。お願いしたお料理は、鹿児島産のうなぎを使った鰻丼です。

しばらく待っていると、焼きたての鰻丼が出来上がりました。味噌汁も付いています。鰻を食べた瞬間、これまでの、ふわふわ感のある柔らかい鰻と違う、魚の堅さを持ったコシのある歯ごたえでした。

奥さんは穴子丼です。これも熱々の美味しい穴子でした。

お互いに鰻と穴子を少し交換して試食してみると、鰻の勝ちでした。

鰻は柔らかい方が好きですか?やや硬い方が好きですか? と、尋ねられる事はありませんでした。

蒲焼きと言えば、箸で持っても崩れるほど柔らかいものだと思っていたのに、宝漁園の鰻はしっかりした堅さのある蒲焼きです。

お店の前にある「錦鯉即売」という看板が気になって、お店の方に、錦鯉を見たいのですが、と話してみると、土曜・日曜日の限定で、今日の平日は担当者がいないそうでした。

宝漁園では炙りサバ寿司が名物のようで、この時季、秋だけの限定販売だそうで、鰻丼を食べてしまったので、サバ寿司は持ち帰りにしてもらいました。

家に帰ってサバ寿司の竹の皮を開けてみると、見事な脂の乗りようです。真ん中辺りの一切れをつまんでみると、脂の良くのった上等な鯖です。

今夜の食卓は、丹波地区・篠山地区のお土産で買った食材でいっぱいです。

黒枝豆を茹でていただいてみると、先日買った、北はりまエコミュージアムの枝豆とは大違いで、北はりまエコミュージアムの方の枝豆は、枝豆とは似て非なる枝豆でした。

改めて川北黒大豆の説明書を読んでみると、美味しい理由は山に囲まれた標高約200mの盆地で、昼暑く、夜涼しい特有の気候と、粘土質の土壌と、清らかな水と、豊かな保水力を持つ大地のおかげだそうです。

2012年10月18日(木)