淡路特産のちりめんを、社員全員にプレゼントするように、岩屋の神戸水産に行きました。

淡路特産のちりめんは、天日干しして、異物を除去して、丁寧な選別をした、極上のちりめんです。皆さんに一人一箱プレゼントします。

目標を設定すると、達成したらインセンティブ(ご褒美)を用意しています。それは、賞与や昇給といった、金銭的な報酬もありますが、思わぬプレゼントも用意します。

そこで、目標達成のご褒美に、何が良いかと考えて、前回は、お肉とお米をプレゼントしました。

今回考えついたのは、今の時期は、淡路の岩屋で天日干しをして販売されている、ちりめんがいいのではないかと、神戸水産を訪問しました。

神戸水産という社名が、神戸の会社には良いのです。ここの社長さんとは、以前にも会社を訪れて、名刺交換をして、面識があります。

社員の皆さんに、岩屋のちりめんをプレゼントしたいので、50ボックスのちりめんが用意出来るか尋ねてみると、神戸水産のお話では、これから、いかなご漁が始まるそうです。

そうなると、ちりめんは、休業期に入ります。しかし、「わざわざ会社に訪ねて来てくれた、さんプラザコンタクトレンズさんの為なら、松葉社長の為なら、大事に保存しているちりめんを、特別にお出ししましょう。」と、期待に応えてくれました。

50箱といえば、大量注文なので、箱詰めに時間が掛かります。

「だったらその間に、近くで食事をしてきます。」と、時間を他で費やして、めでたく、岩屋の神戸水産で、明石海峡で獲れた、極上のちりめんを、50ボックス購入することが出来ました。

まもなく日本中で、今や国民的行事となった、バレンタインを控えています。その日は、2月14日です。このバレンタインの日に合わせて、極上ちりめんを、社長さんから、社員の皆さんへ、プレゼントします。

このちりめんは、冷蔵庫で保存すれば、3ヶ月は保ちます。

工場に行って仕事ぶりを見れば、ちりめんは、漁獲してすぐ売れるものではありません。丁寧に、天日干しがあります。

天日干しをした後は、人の目で、異物混入がないかどうかを、丁寧に見ていっています。

この作業は、見ていてとても根気のいる作業であることが、実感できました。ほんの僅かの砂や、他の小さな魚や貝、海老、虫などが入っているのを選別して、除去するのです。

最近の話題では、マクドナルドの商品に、異物混入があり、それがこれまで何例もあったことが発覚し、その結果マクドナルドは、赤字に転落しています。こんな事例を見れば、ちりめんに異物が入っていないかは、生産者も消費者にも、大きな問題なのです。

発泡スチロールの保温ケースに、神戸水産のちりめんを入れて保冷をして、皆さんが一人一箱、持ち帰るまで保温をしておきます。

このちりめんは、机の上に置いていますが、天から降ってきたものではありません。このちりめんが、皆さんの口に入るには、ちりめんを海から獲ってきて、天日干しして、異物を丁寧に選別した、生産者の日常的な、確かな仕事が背景にあることを考えながら、食べて下さい。

2015年2月13日(金)