日本眼科医会 コンタクトレンズの使い方に警告! 学生の方のトラブルも 多く見受けられます

投稿No:10290

コンタクトレンズの使い方に警告! 学生の方のトラブルも 多く見受けられます 公益社団法人 日本眼科医会

コンタクトレンズの

使用に関する警告ポスターが

公益社団法人 日本眼科医会から警告しています。

表示はポスターで、漫画調で、目を引きます。

最近は、学生の方の

コンタクトレンズに関するトラブルも

多く見受けられます。

松葉眼科や、当店にも、目の不調を訴えて来られる

若いお客様が少なくありません。

部活動やアルバイトで

装用時間が長くなったり、

スマホやパソコンによる目の疲れが

重なったりと、さまざまな要因があるようです。

学生の方のトラブルが多い背景には、

いくつかの理由があります。

まず、コンタクトレンズの使用に

まだ慣れておらず、正しい取り扱いや

ケア方法が十分に身についていないことです。

また、「少しくらい大丈夫だろう」と、

装用時間を守らなかったり、

使用期限を過ぎても使い続けてしまったりと、

無意識のうちにリスクを

高めてしまうこともあります。

さらに、ネット通販や

量販店で簡単に手に入ることから、

眼科を受診せずに使い始めるケースも多く、

目に合っていないレンズを

使い続けてしまうことも

トラブルの原因になっています。

目のトラブルには、

さまざまな症状がありますが、

まず気づきやすいのは

「ピントが合いにくい」という感覚です。

これは、視力の変化や、

近視が進行しているサインであることも

少なくありません。

また、自分の目に

合っていないコンタクトレンズを

使い続けることで、

角膜に傷がつくこともあります。

痛みや充血などの異変を感じてからでは

すでに症状が進んでいる場合もあります。

そうしたトラブルを防ぐためにも、

定期的に眼科で検査を受けること

とても大切です。

視力や目の状態は、

知らないうちに変わっているものです。

「見えているから大丈夫」と思わずに、

ぜひ定期的なチェックをおすすめします。

ほかにも、

よく聞く症状のひとつに

「目がゴロゴロして見えづらい」

というものがあります。

この違和感は、レンズの汚れや細かい傷、

ほこりなどが原因になっていることが多いです。

レンズが汚れていたり、

目に合っていないまま使い続けると、

角膜に傷がつき、さらに症状が

悪化することもあります。

こうした違和感を我慢して使い続けると、

傷が深くなったり、

感染症を引き起こすおそれもあります。

特に気をつけたいのは、

レンズの装着前に手を

きちんと洗っていない場合です。

手には目に見えない細菌や

ウイルスが付着していることが多く、

そのままレンズに触れると、

目の中に雑菌が入り込むリスクがあります。

コンタクトレンズは、

清潔な状態で正しく使うことが

何よりも大切です。

毎日の装着時には、まず石けんで

手をよく洗うことを習慣にしてください。

また、コンタクトレンズを使っていて、

「涙でぼやけて見える」

「目が充血する」といった症状を

経験したことがある方は多いと思います。

これらの症状は、レンズの長時間使用や、

結膜炎などのトラブルによって

引き起こされることがあります。

コンタクトレンズには、

それぞれ使用期限や装用時間の目安

が定められています。

「見えているから大丈夫」と思って

使い続けてしまいがちですが、

レンズの期限や装用時間には、

きちんと意味があります。

決められた使い方を守ることが、

目の健康を守る一番の近道です。

コンタクトレンズは

とても便利で、

生活に欠かせないものになっています。

しかしその一方で、使い方を誤ると

目に負担をかけ、思わぬトラブルに

つながることもあります。

見えにくさや違和感を

「まぁいいか」と見過ごしてしまう気持ちは、

誰にでもあるかもしれません。

けれど、目は一度傷めてしまうと

回復に時間がかかり、

日常生活にも支障が出てしまいます。

だからこそ、ちゃんと使うことが

とても大切です。

大切な目を守るために、無理をせず、

丁寧な使い方を心がけていきましょう。

目のトラブル 関連記事 アーカイブ