金婚旅行 沖永良部島で見たユリ 結婚記念日にもう一度見たい! 記念日に満開になりました
投稿No:10286
結婚記念日の記念旅行で見たユリを 結婚記念日に咲く様に 計算して植えて 満開に咲きました
昨年の秋、
自宅の隣地にある元棚田に、
沖永良部島から取り寄せた
ユリの球根を植えました。
もともとこの土地は、長らく手入れされず
雑草が生い茂る荒れ地となっていましたが、
少しずつ整地を進め、季節の花々が
咲く場所へと変えてきました。
どんな植物を植えようか悩んだ時に選んだのは、
気高く、美しい、白百合の花です。
以前、沖縄の伊江島で見たユリの群生が、
とても綺麗でずっと心に残っていました。
その後、結婚50周年の記念として
奥さんと行った沖永良部島で
島のあちこちに咲く白いユリの姿が
とても美しくて、
ぜひ家でも咲かせたと思ったのです。
(過去ブログ:淡路市岩屋に 白いユリの花を咲かそう!)
沖永良部島(おきのえらぶしま)は
ユリの島としても知られていて、
テッポウユリの栽培が盛んです。
春になると、島の畑や道路沿いには
真っ白なユリの花が咲き誇ります。
自然と人と花が共にある、
静かで優しい時間が流れる場所です。
神戸からは、なかなか行くのが大変ですが
また行きたい場所の一つでもあります。
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せっかく植えるなら、
できることなら、
結婚記念日に合わせて咲かせたいと、
開花の時期を逆算して、
計画を立てて植えたのです。
現在、沖永良部島に住んでいる
片山正喜さんにお願いして
球根を取り寄せて、秋の終わりに植え、
冬を越えて春から少しずつ
成長を見守ってきました。
元は田んぼだった場所なので
水はけの問題などもありましたが、
なるべく日当たりの良い場所を選び、
何とか春に芽が出るよう
願いを込めて植えたのです。
ユリは日光を好むため、
淡路島の豊富な日照は
ユリの育成に理想的です。
順調にどんどん育って、
ついに、満開に咲き誇ってくれました。
満開になったのは、結婚記念日です。
まるで結婚記念日を知っていたかのように、
ユリは一斉に咲き誇ってくれました。
結婚50周年の記念旅行で
見た美しいユリの花を、
ふたりでもう一度眺められたらと思い
植えたユリが、こうして咲いてくれて
とても嬉しく思います。
咲いたユリは、やはりとても綺麗です。
今回はすべて白いユリの球根を
選んで植えたので、咲きそろった花たちは
白一色の統一感があってとても爽やかです。
テッポウユリは、
茎の高さはおよそ50cmから1mほどで、
花は横向きに咲き、花びらの先端が
外側にくるんと反り返るのが特徴です。
球根を植えたばかりの頃は、
静かで少しさみしく感じた棚田も、
今ではたくさんのユリが咲いて、
とても明るくにぎやかな風景になりました。
沖永良部島から届いた
ユリの球根は、100個もあったので
棚田の他にも、植木鉢にも植えていました。
こちらも綺麗に咲いています。
ユリの花粉は服などにつくと
なかなか取れないのでそこは要注意です。
たくさん咲いた中から
数輪を切って、花瓶に挿して
食卓にも飾ってみました。
ユリの花があるだけで、
普段の食卓が晴れやかになります。
結婚記念日に、咲いた花を通して、
これまでの感謝の気持ちを
少しでも伝えられたらと思います。
来年もまた、同じように
咲いてくれるかは分かりませんが、
土地に根づいたユリが、毎年
咲いてくれるようになったらいいなと
思っています。