「世界海洋デー」 何度訪れても飽きることがなく また来たいと思わせてくれるのが 沖縄の海
投稿No:10284
6月8日は「世界海洋デー」何度訪れても飽きることがなく また来たいと思わせてくれるのが 沖縄の海です
6月8日は
「世界海洋デー」です。
海の大切さに改めて目を向ける日として、
国連によって定められた国際的な記念日です。
海の恵みは、私たちの暮らしに
欠かせないものです。
食や交通、気候への影響だけでなく、
心を癒してくれる存在としても、
海は多くの人の人生に寄り添っています。
私も海が好きです。
特に沖縄の海が大好きで、
これまで、186回も沖縄を訪問しています。
沖縄へ行くことは
私のリフレッシュの大切な時間です。
沖縄は特別な場所です。
透き通った青い海、ゆるやかに流れる時間、
人々の温かさ、全てに魅了されています。
沖縄の海には、
言葉では言い表せないような魅力があります。
訪れるたびに、その青さの深さや透明感、
そして波の音に心を奪われます。
何度訪れても飽きることがなく、
また来たいと自然に思わせてくれるのが、
沖縄の海です。
そして海の中には、
さらに豊かな世界が広がっています。
私が特に心を惹かれている
沖縄の地に、恩納村があります。
澄みきった海と、沖縄本島西海岸の
なだらかな海岸線が魅力的な場所です。
自然と人の暮らしが心地よく調和している、
私にとって第二のふるさとのような場所です。
この恩納村は、2018年に
「サンゴの村宣言」を行い、
全国的にも注目を集めました。
恩納村に面した海には
以前には、サンゴが
たくさん育っていました。
しかし、今は自然環境の変化で
水温が上昇し、サンゴは
白化現象が起きています。
沖縄の海も、陸地に近いところでは、
水温がかなり上昇しています。
恩納村のサンゴ礁を
シュノーケリングしてみると、
サンゴ礁が水温上昇のため
白化現象を起こしているようです。
比較的水深の浅いところでは、
せっかくサンゴの保護活動により、
新しいサンゴが成長していたにも関わらず、
白化現象が起きていました。
前兼久の皆さんに聞いた話では、
終戦直後から、沖縄の本土復帰までは、
恩納村の海はサンゴが溢れていたそうです。
サンゴが観光資源になると、恩納村は、
サンゴの海をもう一度回復させようと、
サンゴの保護に努めています。
行政・住民・観光業者が一体となって
サンゴ保全に取り組んでいます。
サンゴは、
見た目の美しさだけではなく、
海の生態系の基盤でもあります。
多くの魚や海の生き物たちが、
サンゴの隙間に身を潜め、
そこで生まれ、育ち、暮らしています。
サンゴは、海の中に広がる
森や街のようなものなのです。
そこには数千種もの生き物たちが集まり、
命をつなぐ営みが日々繰り返されています。
しかし、もしそのサンゴが
減ってしまったら、
海はどうなってしまうのでしょうか。
まず、最も大きな影響は、
生き物の住処が失われることです。
小さな魚やエビ、カニなどが
安心して暮らせる場所がなくなれば、
やがてそれらを食べて生きる
大きな魚も減っていきます。
食物連鎖が崩れ、海の多様性が
損なわれることにつながります。
さらにサンゴ礁は、
人間の暮らしにも
深く関わっている存在です。
海岸近くにあるサンゴ礁は、
波の力をやわらげる天然の
防波堤のような役割を果たしていて、
台風や高潮から私たちの生活を
守ってくれています。
もしサンゴが減ってしまえば、
海岸が削られ、住宅地や観光地にも
影響が出る恐れがあるそうです。
さらに、サンゴ礁は
大切な観光資源でもあります。
カラフルなサンゴや、
そこに集まる魚たちの美しさは、
多くの人を惹きつけ、沖縄など
海辺の地域の経済を支えています。
そのサンゴが失われれば、自然だけでなく、
地域の産業や文化にも大きな影響が及びます。
サンゴを守ることは、
本当に大切なことなのです。
サンゴがあるからこそ、
美しい海があります。
サンゴがあるから、
魚たちがすみかを得て、
私たちの食卓に海の恵みが届きます。
サンゴがあるから、
海が穏やかに暮らしを守り、
私たちに癒しを与えてくれるのです。
この美しい海を、
どうすれば未来へと残して
いけるのだろうかと考えていました。
そこで、我が社では
SDGsの取り組みのひとつとして、
コンタクトレンズのブリスターパックの
回収プロジェクトに参加しています。
近年、深刻な環境問題として
注目されているのが
海洋ごみの問題です。
なかでも最も多くを占めているのが
プラスチックごみで、
全体の約65.8%を占めています。
プラスチックは自然分解されにくく、
種類によっては400年以上も
海を漂い続けることもあるそうです。
ただ捨てるのではなく、
きちんと分別して集めると
それが、やがて再資源化につながり、
海洋ごみの削減に貢献することになります。
こうした小さな積み重ねこそが、
海を守る第一歩だと信じています。
これからも
海とともにある日常を大切にしながら、
できることを少しずつ
続けていきたいと思います。