【社長経営学 71】 日本経営学会で発表 まるで 試合に行くような気持ちで 闘志が湧きました
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【社長経営学 71】 日本経営学会で発表 まるで 試合に行くような気持ちで 闘志が湧きました
日本経営学会で発表
一橋大学で開催された
日本経営学会第82回大会で研究発表しました。
神戸大学の加護野忠雄教授の事業の仕組みの論理を
ベースにしています。
競争優位を得るには2つの差別化
目に見える「商品の差別化」と、
隠れて目に見えない
「仕組みの差別化」について、
2つのレベルの差別化で
競争で劣位だったのを挽回した
メニコンのメルスプランの事例を報告しました。
まるで、試合に行くような気持ちで
闘志が湧きました。
無駄な部分を削ぎ落として
15分の原稿を作成し、
メモや記録などがなくても
すらすらと喋れるように、
何度も自宅で練習しました。
10分の質疑応答にも
事前対策が必要です。
まるで、株主総会の対策のよう
に質問を想定し、答えも
頭の中に入れていました。
この一連の準備は、帰宅後食事を終えて
ビールを飲みながら行いました。
愛犬のリンリンは、
夜の11時ごろ、研究に打ち込んでいたら、
りんりんが書斎にやってきては
ビールをおねだりしていました。
私の手のひらに
ビールを注いであげると、
おいしそうに舐めていました。
リンリンは
悪性リンパ腫に侵され、
翌2008年9月に亡くなりました。
この発表準備を思い出すたびに、
あの姿がよみがえります。
2008年9月15日に
リーマン・ブラザーズの経営破綻を緒とする
リーマンショックが起きて、
百年に一度といわれるほどの
金融危機が始まりました。
世界中の株価は大暴落しました。
それでも朝礼時、社員に対して
「私は皆さんを守る」と宣言して、
実際その通りリストラ策を採ることなく、
安定した経営を行うことができました。
リンリンが亡くなったあと、
10月にはハワイで娘の結婚式があり、
ホノルルで見た新聞でも
リーマンショックの記事が
一面に取り上げられていました。