伊藤園の「おーいお茶」は 全国各地どこで飲んでも 同じ味です それはなぜでしょうか?
投稿No:10271
伊藤園のおーいお茶は 全国各地どこで飲んでも 同じ味です それはなぜでしょうか?
伊藤園から
関西地域営業本部
副本部長の天本 博文さんと
神戸西支店支店長の佐田 義明さん
が来社しました。
天本 博文さんの出身は、
福岡県久留米市だそうです。
伊藤園に入社して、
関西勤務が長かったそうですが、
10年前に関東に転勤をして、
また関西に移動があったということです。
また関西に戻れてうれしいと
おっしゃっていました。
伊藤園さんと我が社の繋がりは
伊藤園さんのほうから我が社にお茶の
自動販売機を設置させてほしい
という提案がありました。
昔々、私の若い頃は
会社に入社すると、女子社員のみなさんは
お茶汲みと言う仕事がありました。
社員の一人一人が
自分の湯のみを持っていて、
お茶汲み当番の女子社員の方は
一人一人のお湯吞にお茶を注いで
男子社員の席に運んでいました。
男子社員には、
お茶汲み当番と言う
仕事はありませんでした。
朝、仕事が始まる前に時間をかけて
お茶汲みのために女子社員の方が
お茶汲みの仕事をしているのを見て
なんと、時間の勿体ない事かと
思ったことがあります。
それを思い出して、
伊藤園さんの自販機を置くよりは
お客様、取引先担当者に
伊藤園のペットボトルのお茶を
差し上げたらいいのではないかと逆提案して、
伊藤園のお茶を買うことになりました。
もう一つ、お茶についての思い出は
沖縄の離島に行くと、家の縁側に
畑仕事で外出中の場合は
お客様が自分で縁側に座って
お茶を自由に飲めるように
お客様に対する心配りがありました。
このようにお茶を使ってお客様を
歓迎するという考えをもう、
20年以上も続けています。
取引先の方から聞いた話ですが、
我が社では、取引先の方にも
ペットボトルのお茶を差し上げていますが
一般的には、取引先を訪問しても
お茶一杯でないのが普通だそうです。
私から天本さんに、お尋ねしたのは
伊藤園さんが使うお茶の葉は、
どこのお茶が美味しいお茶の葉ですか
と尋ねました。
予想通り、美味しいお茶は
静岡の御茶だそうです。
量的に一番多く使っているお茶の葉は
鹿児島県のお茶の葉が多いそうです。
では、お水はどこのお水を
使っているのでしょうか。
これは、意外にも
外部から調達しているそうです。
お水は工場がある近くの自然水を
外部に委託して購入しているそうです。
では、もう一つ質問です。
伊藤園のお茶を全国各地で買って飲んだ時に
お茶の味が各地のお茶の葉や水の質によって
違いが出ると思っていたら
全国、均一のお茶の味です。
これはどうしててしょうか?
その答えは、
伊藤園では味を全国均一になるように
各地のお茶を集めて、
ブレンドして均一な味に調整しているそうです。
そういえば、インドやスリランカを旅行した時
紅茶畑を見ました。
日本で売られているペットボトル入りの
紅茶は、リプトンでも全国同じ味がします。
きっとリプトンも、各地のお茶をブレンドして
均一な紅茶を作っているのだと思いました。
お茶と言えば、
お茶のおもてなしで、歴史を変えた
石田三成 「三献の茶」という
逸話があります。
石田三成 「三献の茶」
長浜城主羽柴秀吉公は、
近江国の観音寺に鷹狩りの
帰りに立ち寄りました。
喉の渇きを覚えた秀吉公は、
寺小姓に茶を所望しました。
汗をかいた様子の秀吉公を見た寺小姓の少年は、
最初に大きめの茶碗にぬるめの茶を
なみなみと注いで献上しました。
秀吉公がもう一杯頼むと、
次に一杯目よりやや小さい茶碗にやや熱めの茶を、
茶碗に半分ほど献上しました。
秀吉公がもう一杯頼むと、
三杯目は小振りの茶碗に熱い茶を献上しました。
先ず、ぬるめの茶で喉の渇きを鎮めさせ、
後の熱い茶を充分味わわせようとする
寺小姓の細やかな心遣いに
感服した秀吉公は彼を家臣としました。
それが後の石田三成である、という逸話です。
東京大学史料編纂所所蔵
お茶のもてなしがきっかけで、
石田三成は歴史に名を残すきっかけを作ったのです。
もし、石田三成が秀吉に気の利いたお茶を献上しなければ、
石田三成が世に出ることはなかったそうです。
(出典:Wikipedia「武将感状記」)
最後に、今年の
大谷翔平選手との
コラボパッケージのお茶を頂きました。
伊藤園はここ数年
プロ野球の大谷翔平選手とコラボしていて、
今年も、大谷翔平選手がプリントされた
おーいお茶が発売されるようです。
今年のコラボパッケージには、
ボールを投げようとする瞬間の、
大谷選手のダイナミックな姿が
描かれています。
臨場感にあふれた、大谷選手の力強い一瞬を
切り取ったデザインです。
これからも伊藤園さんとの
お付き合いが長く続いていくことを
楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。