淡路市岩屋の家庭菜園 素人のニンニク栽培 花芽の刈り取り ニンニクの収穫まで もうひと息です

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ニンニクの最後のお世話 花芽の刈り取り シャキシャキで美味しく食べられます

昨年の秋に植えたニンニクが、

順調に育っています。

冬を越えて春を迎え、今では畑の中でも

ひときわ元気な存在になりました。

ニンニクは手がかからず

育てやすい野菜で、水やりも追肥も

それほど頻繁ではなくてよく、

家庭菜園向きのありがたい作物です。

先月、最後の追肥をして

さらに元気に育っています。

手間がかかったのは、雑草の草刈りでした。

雑草に、畑の栄養分を奪われない様

定期的に颯爽の駆除をしました。

そんなニンニクの栽培も

いよいよ後半戦です。

畑に行ってニンニクを見てみると、

中心からニンニクの花芽が

ぐんぐんと伸びてきていました。

この芽は、放っておくと

やがて花を咲かせます。

ですが、花を咲かせてしまうと、

肝心の球根に栄養が

行き渡らなくなってしまうのです。

栄養が行き渡らなくなると、

地中の鱗茎の成長が妨げられ

球が十分に肥大せず、

小さな実になってしまいます。

他にも、鱗片の数が減ったり、

きちんと分かれず変形した状態になったり

栄養不足で育ったものは、

香りや味が薄く、水っぽくなりがちです。

美味しいニンニクが食べたいので、

最後のお世話として、

花芽を刈り取ることにしました。

畑を見渡してみると、

思っていた以上にたくさんの

ニンニクを植えていたようで、

一つひとつ芽を刈り取っていくのは、

なかなか骨の折れる作業になりそうです。

それでも、美味しいニンニクを

食べるためと思えば、

頑張る気持ちが湧いてきます。

一本ずつ芽を摘んでいくうちに、

気がつけばバケツいっぱいの

ニンニクの花芽が収穫できました。

ニンニクの花芽は捨てるところではなく、

ちゃんと食べられる立派な食材です。

シャキッとした食感で

炒め物にぴったりです。

ニンニクの芽を刈り取ったあとは、

いよいよ収穫に向けての

ラストスパートの時期に入ります。

収穫まで、あと3〜4週間です。

元気だった葉が下のほうから徐々に

黄色や茶色に枯れ始めてきます。

葉全体の半分ほどが枯れてきたら、

いよいよ収穫のタイミングです。

ニンニクの花芽を社員の皆さんへ

刈り取ったニンニクの花芽の茎は

豚肉と一緒に、油で炒めると

栄養価の高い、おいしい料理が出来ます。

バケツ一杯になるほどのニンニクの

花芽の茎を、料理しやすいように切って

職場の希望者にプレゼントしました。

茎は柔らかく、ニンニク特有の匂いがします。

食べた人の感想は、おいしかった、と好評でした。

ニンニクのお世話を終えて、

エンドウ豆とそら豆の畑を見てみると

どちらもとても立派に育っていました。

食べ頃のものを見つけながら、

ちょっとずつ収穫しています。

種や苗から手をかけて育てた作物が、

こうして立派に育っている姿を見ると、

とても嬉しくなります。

自分で育てて収穫した野菜は

格別に美味しいのです。

これから気温が上がってくるにつれて、

畑では他の野菜たちもぐんぐん育って、

次々と収穫ができるようになります。

毎日、美味しい野菜が食卓に並ぶように、

大変ですが、これからもお世話を

欠かさず頑張ろうと思います。

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