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松葉博雄の沖縄研究室

 

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沖縄県恩納村 沖縄恩納村 フルーツハウスkenのその後

 ヤシガニ研究会の会員でご縁ができました沖縄の恩納村にいらっしゃる古荘さんがオープンした「フルーツハウスken」を訪ねました。

 2004年11月にオープンした「フルーツハウスken」はその後どのようになっているでしょうか。ヤシガニ研究の意見交換を兼ねて訪ねてみました。
 

 12月30日の年末が迫った頃、残念ながらお店には他のお客様はいませんでした。目下どのように集客をしようかと考えているようです。フルーツだけでなく食事メニューを考えています。

 カレーはどうですか?と提案すると、ちょうど考慮中ですとのことでした。集客についてはマーケティングの研究をしている松葉博雄の出番ですが、特に相談の依頼を受けることはありませんでした。

 今日は、先ほどお昼の食事をした後なので、フルーツとお茶をいただきました。


 珍しいフルーツを紹介します。

 それは、お釈迦様の頭とよく似た形をしている果物で「シャカのアタマ」と書いて「釈迦頭(シャカトウ)」という果物が沖縄にあります。

 これがフルーツの盛り合わせに入っています。

 その他沖縄特有のいろいろなフルーツの盛り合わせをいただきました。

 お茶は、オレンジティーに、目にいいという「クコ」の実が入ったお茶をいただきました。



 お茶とフルーツをいただきながら、古荘さんにヤシガニ研究についてまた意見をいろいろお聞きしました。ヤシガニ研究会とは違いますが、お店を開いてからその後起きたちょっと変わった話を紹介します。

 ある日、お店を開いて、お店の前に置いていた鉢植えのヘゴヤシをちょっと油断している時に、車で乗り付けてきた人が気がつくとヘゴヤシの植木鉢をたくさん持っていってしまったということを聞きました。とても残念がっておられました。

 そこで、もうこれ以上盗られてはいけないと思って温室に移したそうです。


 ヘゴヤシはとってもきれいな観葉植物としてお部屋に置くと、なにか癒しを感じることがあります。大きすぎるヘゴヤシは盗れませんし、小さすぎると探すのが難しいので、ちょうど手ごろな鉢植えのヘゴヤシを車で来てたくさん盗っていかれたということです。

 沖縄でもこんなことがあるのかなと驚きました。


 ヘゴヤシを自然な状態で見ると、下の写真のような感じです。沖縄本島でも北部の国頭郡のヤンバル地区にはまだ群生しています。しかし、最近はゴルフ場や農場の開拓のために、ヤンバル地区でもヘゴヤシの群生は珍しくなっています。

 ヘゴヤシの育成は、適当な温度が必要ですが、さらに大量の水分が必要です。通常の椰子の木に比べると、ヘゴヤシは日陰に育つ椰子で、その根元は湿気を含んだ土壌に根を張っています。

自生するヘゴヤシ



 古荘さんのお話を聞くと、ヤシガニ研究会の総会は先月の12月に那覇でありました。いろいろとヤシガニのことについて活発な意見が交換されたそうです。

 ヤシガニ研究会には「ヤシガニを保護しよう」という考え方と「ヤシガニを使って食材にできないか」という両極端な考え方があるそうです。

 私の意見では、ヤシガニ保護観察特別地域を作り、監視員以外の人は立ち入りを禁止し、ヤシガニが海と陸の両方に行き来できる自然環境を作り、飲料水と隠れ家、それに食料を確保できる自然環境を作り、ここで完全養殖を目指すことができたらいいなぁと考えています。

 完全養殖とは、養殖した親から子が産まれ、さらに養殖状態で次の子を産む連鎖の状態をいいます。